【カゲプロ×黒バス】虹村と私とアヤノの幸福理論

幸福理論４ ページ5

虹村side


俺が後から見た話だ。

新しく1軍入りしてきた6人の奴らは、

他の奴から、少し浮いていたんだ。

Aが必死に元気付けようとしてた。


貴:皆、大丈夫？

赤:気にしないで下さい。

貴:だけど…

青:…お前まで非難されんぞ。

貴:えっ…？

先輩1:あいつら、調子に乗ってるよな。

先輩2:本当だよな。俺たちなんか、努力しても試合にさえ出られないのに。


“妬ましい”

“死んじゃえよ”

なんて、言う言葉が容赦無くあいつらに浴びせられた。

しまいには、1軍入りの、6人の天才たちには

誰も話しかけず非難した。


虹:お前ら、バスケしねぇのか？好きなんだろ？バスケ。

黒:例えやりたいと思ったとしても、僕たちは化け物ですから(苦笑)

虹:はぁ…お前らは馬鹿か。そんなことあるわけねぇだろ？

貴:修造…

黄:だけど…

虹:俺らは同じ人なんだ。自分に自信持って挑んでけ‼︎お前らのバスケに対する思いは人に非難されただけで折れるような弱いものなのか⁉︎

貴:…そうだよ‼︎皆、バスケ好きなんだよね…？

赤:…はいっ！

青:…！

4人:……

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