特別な稀血は特別扱い。【鬼滅の刃】

廿弐 ページ23

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少し埃を被っているが手入れされている刀。







よく見るとその刀には






"悪鬼滅殺"






そう記されてあった。








「あれ、この文字って、、」








柱の刀だけに刻まれているものだった気が、、、。







いや、今はそんなこと考えている場合じゃないよ！！！！







おそらくここから出るにはただ一つ。





初めて持った刀の重みのせいなのか、今からすることに対する恐怖なのか、手が尋常じゃないほど震える。







そして私は





自身の頸を斬った。





....






「炭治郎くん！！！」



「Aさん！！」




血気術から抜けられた。





「みんなのこと、頼んでもいいですか！！」




「分かりました！」




わたしが頷くと進んでいった炭治郎くん。





改めて周り見ると、





「え、なにこれ」






知らない子達もいるんだけど？



縄で手、結ばれてるし。




ガッと音がして


身構えてそちらを向くと



「へ？」



縄で繋がれた子供の首を持って持ち上げている煉獄さん。





「わぉ。」



とりあえず近づこうとすると


「え！？禰豆子ちゃん！？え！？」



禰豆子ちゃんが煉獄さん燃やし出した。




訳もわからず見ていると



「あ。起きた。」



気付いたら善逸くんも伊之助くんも燃えている。




なるほど。血鬼術を解くことができる血鬼術ねぇ。






いいなそれ。

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