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廿壱 ページ22

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私の家は元は6人兄弟。8人家族。



お父さん、お母さん、兄二人、姉、私、妹二人。






一番上の兄と妹二人は出かけたきり帰ってこなかった。





姉ともう一人の兄とお母さんは私が家に帰ってきたら真っ赤に染まって倒れていた。







残されたのはお父さんと私だけ。






目を閉じて思い出す、胸が痛む過去。









ハッとする。







お父さんもこの世にはもういない。





明らかに私を狙っている鬼から私を庇って食べられた。


目の前で。









これは、血鬼術の中だ。

そう確信すると目を開けて一目散に家へ走る。




思い出した。お父さんに聞いた、





鬼狩り様の話。


私達の血筋で一人だけ、鬼狩り様がいたらしい。





「この人はね、凄いんだよ。」






何回もその鬼狩り様の話を聞いた。





その刀が畳の下に、、



「あった、、」

廿弐→←廿



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あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時

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