影山兄も天才だけど似ていない。４ (ページ12)

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問題ページ12

国「何でそんなに悩むの？終わったことじゃん。」
A『この前も言った…後悔してんだよ！』
国「でもさ、それ今考えたって意味ないよ？
　だってもうチームメイトじゃないじゃん？」
A『俺には…時間がないんだ！！』

そろそろ父(彼奴)が帰って来ると思うから。

A『ちょっと頭冷やして来る。』

そう言って俺は体育館を出て外に出た。
あぁ…そろそろ愛されていた時間も終わりか…
これからきっと地獄の時間が復活する…

A『もう考えたくもない…もっとネガティブに
　なりそうだから…もう思い出さない。』
作「あれ？A？」
A『浩輔？』
作「どうしたの？」

浩輔は全部知ってるから、話した。

作「でもお前は寮にいるんだから…
　帰って来たら飛雄が狙われるよ？」
A『それが今、すっごく心配。』

どうにかして家族には手を
出させないようにしよう…飛雄は特に。
有望な選手だし、弟だし。
未来を奪うなんて出来ない。

A『決めた。帰って来たら、俺は
　家に帰る。寮は彼奴が仕事行ったら
　戻る。それでいいかな？』
作「ねぇ…家族を守るのはいいけど、
　自分も怪我するじゃん。バレー出来なく
　なってもいい訳ないでしょ？」

彼の言う通りだが俺は犠牲にしても
いいから家族の身を守りたいんだ！！

A『俺はもう…充分やった。だから
　別に出来なくったっていいんだ(ニコッ)』

そしたら浩輔は俺の胸ぐらを掴んだ。

作「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ！！
　お前も有望な選手だってこと自覚しろ！」

こっ浩輔の口調が…これは本気で怒ってる。