白カネキくんの攻略本

＊攻略８＊ ページ9

「…A…………もう一回していい？」






『ﾊｧ……も、無理です……////』






私は、カネキに壁ドンで拘束され動けない状態。







てか、一回だけでも恥ずかしんだから、無理に決まってるじゃん！！////






「……わかった。じゃあ、明日する。」






なんでそーなるっ！？






しかも、その可愛い顔やめて////((((







ようやく、壁ドンをやめてくれたカネキは…









「…じゃあ、キスするのやめるから





デートしようよ。」









…………あ。






私が、誘おうとしたやつ←






カネキ…同じこと考えて……？









「………い、嫌なら……別にいいけど……」







カネキが、頬を赤くして顔をそむける。





『…い、嫌じゃなくて！！逆に嬉しぃ………/////」







「………っ///」







ｸﾞｲｯ







カネキに腕を引かれる。






…あれ？なんか、月山に掴まれた時の嫌な感じじゃなくて……………






なんか…嬉しい………？//







わわわ、何考えてんだろ。私っ///






「そーやって…顔赤くさせるのも、







…………………僕だけに見せてね」






私は、斜め上から真っ直ぐ見つめるカネキに








見惚れてしまった。









───────



『…やっぱり、カネキは本屋デートか(笑)』ｸｽ






移動してから数分後。私達は、本屋に来ていた。







「………しょ、しょうがないでしょ。他に思いつくとこないし………///」








少し、顔を赤くさせたカネキが可愛かった。








『あー！虹のモノクロ発見！』






「あ、…本当だ。」






本がたくさん並ぶ棚から、一冊の本を取り出す。







私は、高槻泉の本が好きだ。







まぁ、エトちゃんと仲良いのもあるんだけど(笑)







カネキは高槻作品が好きだから、趣味が合う。






『これ何回も読んだけど、やっぱり面白い』






「うん。あ、こっちにもあるよ。」









カネキが、私の真上の本に手を伸ばす。






『……………』









あれ、何この体制。






私の真上………つまり、カネキが後ろから覆いかぶさっている状態。








私が、どけばいい話ですよね。






それが………






できないんですよ！！！







何故かって？？？それは、カネキが私を押さえつけているからですっっ(´；ω；｀)




いわゆる、棚どんですな。←






一体、一日に何回どんどんしたら気が済むんだ……………

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