俺の一番のファン青×桃 (ページ41)

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アイドルページ41

「恋愛で左右されたくない。好きやねんもん、流星のこと。流星以外考えられへん。俺の彼氏は流星だけやねん」

俺は流星と別れたくない

これからも流星と一緒に歩みたい

その想いが流星に届いてほしいと願いながら伝えると

青『っ…ごめんっ…泣ほんまにっ、ごめんっ…泣』

電話越しに聞こえる流星の声は震えていた

鼻を啜る音に泣いてるんやと気づく

いつだって余裕な流星の泣くところなんて初めてや

でも、それだけ流星も俺を思ってくれてるってことやんな？

青『はぁ…ふぅ…』

「ふふっ笑」

深呼吸して息を整える流星に自然と笑みが溢れる

かっこええ流星の少しかわええところも好き

もっともっと流星の新たな一面を知っていきたい

青『あのさ…』

「なに？」

青『毎回とはいかんけど、記念日くらいは俺にカッコつけさせてほしい。頑張って稼いでお金貯めるから。望にはええところ見せたいねん』

もう充分ええところは見せてもらってると思う

でも流星からしたらまだ足りないんよな？

青『ええかな？』

俺の反応を伺う流星

そんなんええに決まってる

でもね…

「頑張って稼がなくてええ。何年かかっても、何十年かかってもええよ」

俺はいつまでも待てるから

流星は流星らしく働いてくれたらそれでええ

青『望が色んな人に笑顔届けるために仕事してんなら、俺は望を笑顔にするために仕事したいねん。頑張りすぎないようにするから、これからも俺の隣にいてほしい』

やっと聞けた流星の本音

"隣にいてほしい"

それが流星の本音やんな？

ほんまは別れたいなんて流星も思ってなかった

俺ら、いつまでも心は繋がってるから