それは告白の言葉【丸井ブン太】 ページ37
「___ほらよ、俺からだ!」
『ありがとう、丸井くん!』
今日はバレンタインデー。
ありきたりだが、私達は校舎裏であげよう、という約束をしたのだ。
『……あれ?手作りじゃないの?』
「おう。これでいいかなって」
『なーんだ、残念……』
丸井くんの特技がお菓子作りなのは、この学校内で有名だ。
もちろん、私も知っている生徒の一部あって。
バレンタインデーで丸井くん手作りがもらえると聞いて、何をもらえるんだろう?と期待していたから、手作りではないという事を知って、少しがっかりした。
「まあそうがっかりすんなよぃ。ちゃーんと気持ちは込めたんだから」
『え……市販のキャンディーで?これ、お店で見たことあるよ?』
「……お前、まさか知らないのか?キャンディーの意味」
『お菓子に意味なんてあるの?』
「全部知らなかったのかよ。まあ、キャンディーの意味だけ教えるよ」
『何々?』
私は内心わくわくしながら、彼の答えを待っていた。
どんな意味が込められているだろう?もしかして、告白の意味だったりして?
なんて、そんなわけないか。
「キャンディーの意味、それはな……」
「_あなたが好きです、だぜ」
『え……?』
あなたが好き……
私は頭の中でその言葉を解釈した。
『つ、つまり、丸井くんは私が好き……っていう事?』
「それ以外に何があんだよ」
丸井くんは若干顔を赤くさせていた。
「気持ちは込めたって言ったろ?こーいう事だよ」
『……じゃあ、私からは……』
_差し出したのは、ピンク色のマカロン。
『マカロンの意味、丸井くんなら分かるよね?』
「おう……でも、俺もお前と同じ気持ち、って事?」
『うん……私は、手作りしたけどね』
お互い、照れ笑いしながら、告白をした。
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spark(プロフ) - ちろさん» ありがとうございます!自分で書いててマジで柳さんが王子様に見えてきた…///これからもリクありましたらじゃんじゃんお願いします! (2019年1月1日 14時) (レス) id: 90c4c16584 (このIDを非表示/違反報告)
spark(プロフ) - ももいちご。さん» 大丈夫です!ボードなら見れますので、待っています! (2018年12月30日 11時) (レス) id: fff401854f (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - sparkさん» ボードじゃダメですか?こちらだと少し言いにくいので…… (2018年12月30日 11時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
spark(プロフ) - ももいちご。さん» すみません!コミューを見たのですが、どこにも無くて…!長くなっても構いませんので、こちらのコメ欄にて感想、お願いします! (2018年12月30日 11時) (レス) id: fff401854f (このIDを非表示/違反報告)
spark(プロフ) - 了解です!今見ますね! (2018年12月30日 11時) (レス) id: fff401854f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:spark | 作成日時:2018年12月6日 18時