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kiss8 ページ9

『いいですよ。私のデータ……取らせてあげます』
言うが早いか、柳先輩は鞄からノートとシャーペンを取り出した。
私はそのシャーペンを取り上げる。
驚き、目を丸くしている。

隙見−っけ。

私はネクタイを引っ張りキスをする。
その拍子でノートが落ちる。
風でノートがペラペラと音を立てる。
それも無視して、キスをする。


数分後。
柳先輩の限界を察した私は唇を離す。
そして、顔を近付けて柳先輩に問う。

『先輩……私の事、好きですか?』

妖艶に笑いながら問うと、柳先輩はすぐに答えてくれた。


「……ああ……」



___3人目のマリオネット、ゲット。
あははっ、柳先輩も私のマリオネットさんになったね?
この快感……止まらない。
体にゾクゾクとした快感が走る。
こんなに感じたのはいつぶりだっけ……




さあ、次は誰がマリオネットの番?

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作者名:spark | 作成日時:2019年3月10日 17時

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