私だけの王国【テニプリ】 (ページ8)

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kiss7 ページ8

あの後、私は幸村先輩(マリオネット)からもらったレギュラージャージに着替え、マネ業をする。
平部員にもドリンクを作って、笑顔で渡す。
良い子を演じるのは、私の特技。
そして、レギュラーの元へと行く。
1人ずつにドリンクを渡す。
もちろん笑顔も忘れない。
2人のマリオネットは、顔を赤らめている。
そりゃそうよね、だって私の事が好きだからね……？

部活終わり。
私は制服に着替え、校門を出ようとする。
だが、ある人物によってそれは狭まれた。
そいつの名は、

＿＿＿柳蓮二。

立海の参謀と呼ばれていて、データテニスをする。
何か私に用でもあるのだろうか？

『柳先輩？何か用ですか？』
「朝比奈A」

急に私の名前を呼ぶかと思えば、私の情報を言っていく。

「156㎝で45㎏。勉強は得意だがスポーツは協議により、余り得意ではない。いつもシルバーの十字架のネックレスを着用……」

言い終えたか。
それにしても、柳先輩にしてはデータが少ないね。

「……データが、取れないんだ。朝比奈A、お前のデータが」

へえ、私のデータが取れない？
まあ取らせてるつもりないし、当たり前だけど。
私が易々とデータを取らせるとでも思った？

「そこで頼みがある。お前のデータを取らせてくれないか？」

＿＿＿決ーめた。
次のターゲットは柳蓮二……貴方にする。