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NO.68 ページ24

A「……そっか。私は、幸村の事が……」
柳「ああ。お前は、精市の事が好きなんだ」


やっと気づいた、この気持ち。
本当の恋が分かった。
何度も遠回りしたり、悩んだりして、やっと見つけた。
私の答えは__


A「私は、幸村が好きなんだね……」


そう言った瞬間、ガサッと草葉が揺れた。
そこにいたのは___


A「……奈々……幸村……!」
奈「……あ……!」
幸村「……っ」


奈々は校舎へと走り出す。
その横顔からは、涙が流れていた。
だが、それは幸村によって狭まれた。


幸村「奈々。ちゃんと聞こう」
奈「……うん。でもその前に、いい?」
A「うん」


__私は今から、真実を明かす。

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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

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