検索窓
今日:13 hit、昨日:12 hit、合計:4,665 hit

NO.66 ページ22

A「どうしてここに……?奈々とお昼ご飯食べてたんじゃ……」
幸村「……用事を思い出したって言って来たんだよ。何だか、如月さんの様子が変だったから」

___まずい、気付かれた?
どうしよう、幸村だけには……


A「……何もないよ?」
幸村「その割には目が赤いよ。もしかして1時間目の時、どこかで泣いてたの?」
幸村に目を指さされ、はたと気づく。
A「……別に。泣いてないよ。寝不足なだけ」
幸村「……なら、いいんだけど」
A「……話はそれだけ?なら、私もう行くね」

そうして立ち上がった、その時___

幸村「待って!」

幸村に腕を掴まれた。

幸村「あと1つだけ。……蓮二の事は本当に好きなの?」
A「……え」


私の核心を突くこの質問。
これで、2度目。
私の答え……蓮二の事は……


A「……分からない。最近、分からないの……」


‟分からない”
それが、正直な答えだった。

NO.67→←NO.65



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:テニプリ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。