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NO.66 ページ22
A「どうしてここに……?奈々とお昼ご飯食べてたんじゃ……」
幸村「……用事を思い出したって言って来たんだよ。何だか、如月さんの様子が変だったから」
___まずい、気付かれた?
どうしよう、幸村だけには……
A「……何もないよ?」
幸村「その割には目が赤いよ。もしかして1時間目の時、どこかで泣いてたの?」
幸村に目を指さされ、はたと気づく。
A「……別に。泣いてないよ。寝不足なだけ」
幸村「……なら、いいんだけど」
A「……話はそれだけ?なら、私もう行くね」
そうして立ち上がった、その時___
幸村「待って!」
幸村に腕を掴まれた。
幸村「あと1つだけ。……蓮二の事は本当に好きなの?」
A「……え」
私の核心を突くこの質問。
これで、2度目。
私の答え……蓮二の事は……
A「……分からない。最近、分からないの……」
‟分からない”
それが、正直な答えだった。
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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時