検索窓
今日:16 hit、昨日:12 hit、合計:4,668 hit

NO.65 ページ21

あーあ、また他人行儀みたいな関係になっちゃった。
あと数センチだったのに、ね?
もしもあそこで私が蓮二の告白を断って、幸村に告白していたら___


***


……お昼ご飯、食べる気にならないな。
ごめん、お母さん。今日は残すね。
私はお弁当箱のふたを閉じて、自分のそばに置く。
私は1人、校舎裏。
奈々はきっと幸村と、楽しく過ごしているんだろうな。

A「……はあ」

思わずため息が出る。
何だろう、この感情。
私は、蓮二が好き。そのはずなのに……


もう、分からないよ。
好きって気持ちが。


A「誰か、教えてよ……」

誰にも聞こえない、届かない声。
そんな1人事を呟いた瞬間、聞きなれた声が鼓膜を震わせた。


「……如月さん」

声の主は___


「……幸村」

NO.66→←NO.64



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:テニプリ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。