検索窓
今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:4,659 hit

NO.59 ページ15

奈「もうすぐ閉館だね……」
A「そうだね」

あの後、色々なアトラクションを回った。
私はペア決めがある度に「蓮二と行きたい」と言った。
そうでもしないと、奈々が精市と付き合わないから。
この感情は、今日をきっかけにして捨て去るんだ。

奈「ねえ皆、最後は観覧車乗らない?」
奈々が観覧車を指さしながら、提案する。
やはり、あのジンクスだろうか。
A「私はいいよ」
柳「俺もいいぞ」
幸村「いいよ」
奈「じゃあ、行こっか!ペアは……」
幸村「あ、その事なんだけど……ちょっといい?」

精市の声に、皆が精市の方を向く。
同時に、精市が私の肩を引き寄せ、自分の元へ引き寄せられた。

A「精市?」
幸村「俺は、Aと一緒がいい」
A「……え?」

驚いた。
もしかして、ずっと奈々と一緒だったから?
それで私と一緒がいいって?

柳「……最後だ。観覧車は、それでいいぞ」
奈「精市が、言うなら……」

2人が賛成したことで、「決まりだね」と精市が言って、観覧車の所へと手を引っ張られる。


___そして、観覧車の中。
私達は向かい合わせに座っている。
A「ねえ精市。どうしてあんな事言ったの?」
幸村「……」
A「黙ってないで、何か言ってよ」
幸村「……A」

NO.60→←NO.58



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:テニプリ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。