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NO.57 ページ13

__それを聞いたのは、遊園地に着く前に歩いていた路上での事。

女1「ねえねえ、あのカップル、超お似合いじゃない!?」
女2「あ、私も思ってた!美男美女で、凄くお似合い!」
女1「後ろで歩いてる2人も美男美女だよねー」
女2「分かる!あの2人もお似合いだよねー。でも手繋いでないって事は、まだ付き合ってないのかな?」
女1「ありうるね、それ」

以前までの私なら、軽くスルーしていただろう。
だが、今は違う。
どうしても引っ掛かってしまうのだ。


“美男美女”だからお似合い?
付き合うのに、恋人になるのに、そんなものはいらないと……ずっと思っていた。
じゃあイケメンの男子と普通の女子が付き合っちゃ、駄目なの?
答えは見つからないまま、遊園地へと着いた。


奈「うわあ、広い!」
幸村「どこから行く?」
A「うーん……そうだなあ」

予めもらったパンフレットでアトラクションを確認する。
そこに奈々ものぞき込んできた。

奈「あ、この観覧車……ジンクスがあるらしいよ?」
A「ジンクス?」
奈「うん。何でも‟観覧車の頂上でキスをした男女は幸せになる"……らしいよ」
A「え、何それ?」
奈「ありきたりだよね、このジンクス」

何て会話を精市達に聞こえないように話しながら、アトラクションを決めた。


A「じゃあ、お化け屋敷に行こう!」

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作者名:spark | 作成日時:2019年2月12日 10時

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