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NO.41 ページ46
お昼。気分がいい私は、花壇を世話しようと屋上へやってくると、精市がいた。
A「あ、精市」
幸村「A。どうしたの？」
A「花壇を世話しようと思って来たけど…邪魔だった？」
幸村「全然。2人でやろう」
A「うん」
私と精市は無言のまま、花壇を世話する。
なんだか、気まずい……
やっぱり戻った方が良かったのかな？
＿＿＿そう思った時、精市が口を開いた。
幸村「A」
A「何？」
幸村「変な事聞くね。……蓮二の事はやっぱり好きなの？
A「……うん」
幸村「そっか。ごめんね」
A「大丈夫。気にしてないよ」
『蓮二の事はやっぱり好きなの?』
そう聞かれた時、一瞬のどが詰まった。
即答しようと思ったけど、何故か出来なかった。
もうやだな、このモヤモヤ……
A「ごめん。私もう行くね」
幸村「うん、来てくれてありがとう」
A「どういたしまして。じゃあね」
屋上のドアを閉める。
＿＿私は、どうすればいい？
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