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NO.35 ページ40

時は、3時間目。
3時間目の授業って何だっけ……と思い黒板の時間割を見ると、体育だった。
そう、私は体育が苦手なのだ。
故にサボる事にした。
だが先生に見つかるとまずいので、屋上に行った。
屋上のドアを開くと、そこにいたのは___

A「……仁王」
仁「何じゃ、おまんか」
A「何してるの、今は3時間目でしょう?」
仁「サボりぜよ。おまんもじゃろ?」
A「……うん」
仁「ククッ……人は見かけによらんのぉ」
A「アンタはサボりそうだけどね」
なんて会話をしながら、悠々と3時間目を屋上で過ごしている。

A「そういえば仁王」
仁「何じゃ」
A「アンタ……サボり魔って聞くけど、大丈夫なの?」
仁「ああ、そこらへんはテストで補ってるから。大丈夫じゃろ」
A「ふーん……」
仁「おまんこそ、どうなんじゃ?」
A「私は本気出せば100点取れるから問題ないよ」
仁「ほうか……ああ、それと」
A「何?」
仁「おまん、何故サボったんじゃ」
A「体育だったから」
仁「もう1つ……参謀とは、どういう関係なんじゃ」
A「蓮二?友達だけど……」
仁「本当にそうか?」
A「うん」
仁「なら……これは、どういう事じゃ?」
仁王が淡々と、語り始める。

A「……っ!?」

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作者名:spark | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月9日 16時

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