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NO.28 ページ33

A「……冷やしてみたけど、まだ残ってるな……」

あの後保健室に行って、殴られたり蹴られたりした所を冷やした。
保健室の先生はひどく驚いて問い詰めたが、軽く受け流した。

蓮二は……メールを見たのだろうか。
ああでもしないと、私の心は崩れてしまう。
辛い、苦しい。
幸村達と関わらなければ、こんな事にはならなかったの?
だとしたら、わたしは_


「……A」
A「蓮二……」
蓮二だけじゃない、皆いた。

赤「先輩その痣……どうしたんっすか!?」
仁「誰かにやられたんか?」
A「……あ……」
どうしよう…。
ここで関わったら、また……

「……A」
A「……精市」
幸村「……無理しなくていいんだよ、俺たちの前では。必ず、助けてあげるから」
その言葉を聞いた途端に、張り詰めていた気が緩む。

A「……うっ……うわあああ!!」

___私は子供のように泣き叫んだ。
落ち着いた後、私は出来事を話した。
蓮水さんたちにやられた事、それが今までにないくらい辛くて悲しかった事。

私は、1人じゃない。
心からそう思えた。

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作者名:spark | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月9日 16時

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