検索窓
今日:28 hit、昨日:4 hit、合計:14,084 hit

NO.21 ページ26

休み時間、女子達の会話が聞こえたから、私はそれを盗み聞きしている。

ミ3「やっぱさー、レギュラー達と釣り合うのって奈々だよね!」
ミ1「分かる!どっかの嫌な奴と違って!」

そう言ってミーハー達が私を見る。
……あれ完全に私への嫌味だよね。
ここはスルーだ、うん。
それが一番の安全策。

奈「皆やめようよ、そういう事言うの!」
ミ2「どうして?」
奈「悪口とか言われた人が可哀想だよ。それに自分が言われたら嫌でしょ?」
ミ4「た、確かに……そうだけど」
ミ1「さすが奈々!相変わらず可愛くていい子!」
奈「そ、そんな事ないよ……」

蓮水さんはそう言って人好きのする照れ笑いをした。
噂されるのも頷けるな……
おっと、いつまでも盗み聞きしてちゃ駄目だ。
柳生から借してもらったミステリー小説を読まないと。
お勧めするだけあって、面白いな。
今度は私のお勧めも借そうかな。


ー放課後ー

A「柳生。これありがとう。面白かった」
柳生「そうですか、お気に召してもらえて嬉しいです」
A「今度私のお勧めも借すね」
柳生「ええ、ぜひ」
あれから柳生とはよく話す。
お互いミステリー小説が好き、という事もあり。
そして、もう1人……


A「__幸村。明日が私の当番だよね?」
幸村「うん、よろしくね」
A「任せて」
そう、幸村精市だ。
私は実家が花屋を経営してる事もあって、花が好きなのだ。
幸村も花が好きだったみたいで、意気投合。
今ではお互いの家のガーデニングも見せる仲だ。

NO.22→←NO.20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:テニプリ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:spark | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月9日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。