NO.10 ページ15
ー放課後ー
A「……何でいるの」
何故か私のクラスに、丸井と仁王と切原くんがいるではないか。
丸「何って、マネージャーの勧誘だぜ!」
仁「ピヨッ……本当に、なる気はないんか?」
A「ないわよ。さっきも言ったでしょう?ミーハーから目を付けられるのは嫌なの」
赤「でも、俺は先輩にマネージャーになってほしいっす!」
A「切原くん、その頼みは無理ね」
丸「にしても、もう放課後だろい?何でまだいるんだ?」
A「小説がいいところだったから……もう帰るわ」
仁「テニス部の練習は、見に行かんのか?」
A「それを見たところで、私に何の得があるというの?そもそも私は部外者よ」
赤「えー……」
A「じゃあ、帰るわね」
ーテニスコート付近ー
ミ1「ねえ、そこのあんた」
A「何?用でもあるの?」
ミ3「今日の昼休み、屋上行ってたわよね?」
A「それが何か?」
ミ2「あんた、昼休みはレギュラー達が使うって事知らないの!?」
A「知らないわよ。それに私は呼ばれただけ」
ミ5「噓つくんじゃねえよ!!」
ミ4「ねえ、ちょっと行っちゃう?」
A「え?」
ミ1「ちょっと来て」
私はグイッとミーハー達に手を引かれ、連れていかれた場所は……
A「……校舎裏で何をするのよ」
ミ3「ふふ……今から、教えてあげるわ」
ゲシッ
A「っ!!」
ミ5「正直言って、あんた目障りなのよ」
ミ2「そうそう。中2まではいい人だって思ってたのに……変わっちゃって、がっかりだわ」
ミ1「皆、やっちゃって!!」
A「……!!」
ゴスッ、ゴスッと、私を殴る音が校舎裏に響く。
A「……う……」
ミ1「今日はこのくらいにしといてあげる。でも次、レギュラー達と関わったら……どうなるか、分かってるわよね?」
ミ3「行こ、皆」
A「……」
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