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NO.9 ページ14

ピロン♪と、着信音が鳴る。
A「誰だろ……。あ、蓮二からだ」
内容は……?

柳蓮二昼休み、屋上に来てほしい。返信を願っている

A「何で?しかも屋上?」
意味分からない……。まあ、あいつには助けてもらったしな……

A分かった。行く


ー昼休みー
柳「来たか、A」
A「うん……って何、この人達は」
柳「同じ部活の仲間だ」
赤「誰っすか、アンタ?名前は?もしかしてミーハー?」
A「相手の名前を聞くより自分から名乗ってよ」
柳「すまない、後輩の教育が行き届いていなくて」
A「蓮二が謝る事じゃないでしょう。それで、さっきのモジャ頭くん?君は?」
赤「はあ!?何だよ、モジャ頭くんって!!」
幸村「赤也。この人は先輩だよ」
赤「え!?そうだったんすか!?こんなにチビなのに!?」
A(……イラッ)
ジャッカル「お、おい赤也!明らかにイラついてるぞ!」
赤「あっ、すいません!!俺は切原赤也っす!!」
A「……まあ、いいわ。私は如月A。で、蓮二。何故呼び出したの?」
幸村「それは俺が言うよ。男テニのマネージャーになってほしい」
A「……やだ」
丸「何でだよぃ!」
A「ミーハーから目付けられるでしょう?そういう面倒事は嫌なの」
柳「……」
A「蓮二……何よ、その何か言いたそうな目は」
柳「昔は正義感が強かったのにな。随分、変わってしまったな」
A「別に……。過去は過去。今は今よ。過去は振り返らない」
赤「先輩、何かカッコイイっす!」
A「切原くん、ちょっと黙ってて」
赤「ういっす」
A「とにかく、マネージャーはやらないから。……じゃあね、ミステリー小説読みたいから」
柳「昼は食べたか?」
A「食べた。じゃあね」

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作者名:spark | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月9日 16時

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