土方とのラブシーン騒動2 ページ38
土方side
チュンチュンと朝を告げる鳥のさえずりが聞こえる。
ん…………朝か………………。
ってやべぇ!!まだ報告書や始末書残ってんのに寝ちまった!!
ガバッと慌てて起きる。
すると
貴「スースー。」
可愛らしい寝息をたてながら、睦月が隣で寝ていた。
土「うぉあ!!」
その距離の近さに驚いて勢いよく立つ。
立った拍子に腕が大量に積んである報告書や始末書にぶつかづてしまい、
床一面に散らばってしまった。
やっちまった……………片付けるのが大変だ……………………。
貴「ん……………副長?」
その音で睦月がまだ寝ぼけてるっぽいが起きた。
土「あ………あぁ。よく眠れたか?
昨日、あのあと熱だして、結構魘されていたからな。
あ、あと安心しろ。昨日てめぇをさらった奴等は全員捕まえたし、捕まってた女達も保護した。」
貴「そうだったんですね。………良かった………、」
そう言ってホッとしたように笑う睦月。
貴「あ、あと私のやらなきゃいけない仕事をやってくださってありがとうございます!残っていたのは、私がやりました。」
土「いや………当然のことをしただけだ。」
貴「でも……………えーと、何で私の部屋に副長が?それと何故………そのーー手を握って…?」
土「あ……そのだな………。」
その時のことを思い出してしまい、顔が少し赤くなる。
じっと睦月が見つめてきていいづらい。
土「俺がお前の様子を見に行って、
手で熱を計ったんだけどな、手を戻そうとしたら、テメェが俺の手をつかんで…………『行かないで』って言うからよ……。」
それを言うと睦月の顔はどんどん赤く染まっていった。
貴「そ、そんなこと言ったんですか!?私!!?…………っきゃぁ!!!」
睦月は動揺したのか大慌てで立ち上がった。が、散らばっていた紙で足を滑らせ、倒れそうになる。
っ…!!倒れかけている睦月の腕を俺は掴んだ。
土「お、おい!?大丈夫かっ………ってうぉあ!?!?」
掴んだのだが、俺も紙に足を取られてバランスを崩す。
貴「ぇ?うわぁ!!」
バターーン!!
俺と睦月は一緒に床に倒れこむ。
とっさに睦月の頭に手を回し、怪我をしないようにする。
土「っ………大丈夫か睦月……?」
貴「副長こそ…………大丈夫ですか……………って………。」
貴&土「…………え………………」
目の前には睦月の顔。
117人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紺花(プロフ) - なるほど!確かにそうした方が良いですね!ご意見ありがとうございます。 (2019年5月19日 20時) (レス) id: cae5bd0cc0 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続編きたぁぁ!!めっちゃ気になります。頑張ってください!!あと、神威と神楽の件ですが、神楽はそのまま、神威は「威」と表記するのはどうでしょう?長文失礼しました(^-^; (2019年5月19日 18時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 更新頑張って!!応援してます♪ (2019年5月3日 16時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - もちろんです!!応援してます♪ (2019年4月29日 18時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
紺花 - めっちゃ恥ずかしいです。どうぞこれからもよろしくお願いします。 (2019年4月29日 17時) (レス) id: d4133f4673 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紺花 | 作成日時:2018年11月5日 21時