帝王の娘 (ページ7) - 小説/夢小説

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4話後編ページ7

さて、カレンは困っていた。
空いている席がほとんどないのだ。
先程やっと見つけた席は煩そうな男の子達が騒いでいたし、もう一つ空いてたところは上級生ばかりでどちらも入る気にはとてもなれなかった。

もう少し早く来れば良かった、、
どうしようかと悩んでいたところ不意に

「カレン?、ここに来る？一席空けておいたの！」

シャーリーだ。

正直余り気乗りしなかったが、他にあてもないので座ることにした。

コンパーメントに入ろうとした時、中に女の子がもう1人いる事に気付いた。

遠慮して出ようとしたカレンをさりげなく制しながらシャーリーが幼馴染のクラリス・メイソンだと紹介してくれた。

結局3人が打ち解けるのは速かった。
列車の中で寮の話やクィディッチの話、その他諸々他愛もない話をし続けて気が付いたらカレンは父のことなど忘れていた。

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作者です。
クラリス・メイソンって誰やねん、ってなったと思います。

登場人物欄に入れ忘れてました……。すみません。

作中でも言ってるようにシャーリーの幼馴染です。

登場人物欄にも加筆修正しておきました。

コンパーメントの煩そうな男の子達とやらはもしかしたら丸メガネの男の子達一味かもしれません。