2話!! ページ3
一郎サイド
俺のダチは今、どこにいるんだろうか。
アイツのことだろうから大学に通ってそうだな………
最後に会ったのはいつだった?
思い出せない。
名前も、姿も。
ただ、大切な人だった事しかわららない。
三郎「いちにぃ。どうしたんですか?」
一郎「お、おう。考え事しててよ。」
二郎「それって……3年前のAの事か…?」
一郎「A?………3年前何かあったのか?」
二、三「え……?」
三郎「あ、いや!なんでもないです!」
3年前………A??
わからない………
ただ、心に1つ穴が空いている事はわかってる。
それが何だかはわからない。
3年前のAが関係していることなのか?
..。o○☆○o。..:*゚*:..。
二郎サイド
三郎「いちにぃ……Aさんのこと忘れてるのかな……」
二郎「なんで、覚えてねぇんだ?かなり長い時間一緒にいたのによ。」
三郎「左馬刻に連れて行かれて、その後は誰も知らないから……どこかにとじこめられてるのかも。前にヨコハマ行ってもそれらしい姿は見つけられなかったし、萬屋で仕事やってるけど、情報も入ってこない。」
二郎「……となると、左馬刻に閉じ込められてるんだな。多分…ショックが大きすぎて記憶が無くなっちまったんだろ。」
三郎「お前とは手を組みたくないけど、Aさんのこと調べる。そのために手伝って。」
二郎「あぁ、わかってるよ。一時休戦な。」
俺たちはAの事を調べ始めた。
にぃちゃんの笑顔を見るために。
俺達の前でする笑顔はホンモノじゃない。
ニセモノ。作っている。
なんとなくわかる。
だから……ホンモノの笑顔を俺らはまた、みたい。
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作者名:血秋 | 作成日時:2018年12月27日 16時