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早くなんかこう…思わずふふってなっちゃうような話が書きたいですね、、
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突然呼ばれ弾かれるように顔を上げると
片岡「エラーが絡んだ失点だ、気にするな」
片岡「よく止めてくれた」
監督にしては珍しく褒めてくれた、と受け取っていいのだろうか
この言葉に降谷は大きく目を見開いたと思えばすぐさま
降谷「ということは最終回…」
片岡「それはない」
9回のマウンドにも立てるのかと監督に聞こうと口を開いたが
結構食い気味に降谷の言いたいことがわかってた監督はそれはないと断言
降谷「完投の話…」
片岡「ない」
そしてまたしても食い気味にピシャリとないと言われてしまった
片岡「ただ打順が回ってきた時は打席に入ってもらうからな、気持ちは切るなよ」
これで降谷がすんなりわかりました打席で頑張ります！なんて思うわけがなく
その代わり言葉と表情には出さないもののとてつもない大きさのオーラが出まくり
今に始まったことじゃないので監督は気にしてない。
それよりも気になるのは9回で誰が降谷に代わって登板するかだ。
川上か栄純が登板することが濃厚だろうがここは…
御幸(9回はノリだろうな、鵜久森の打者は積極的に振ってくるだけに)
御幸(ノリが普段通りコーナーにしっかり投げ分けが出来れば充分行けると思う)
御幸は9回のマウンドにはノリが立つだろうと考えた
しっかり準備もしてくれていたし、きっといつも通り役目を果たしてくれるはず。
御幸(けど、この雰囲気)
御幸(帝東戦では1点差に詰められかなり動揺していたからな)
だが問題なのはこの雰囲気だ
鵜久森に期待が寄せられ観客たちが盛り上がり歓声を上げている
ある意味緊張感のある空気
それを気にすることなく川上が投げれるかどうかが問題となってくる。
御幸(意外とこんな時、空気を読まず力を出せるのは…)
そういった面で周りの空気に良くも悪くも影響されない投手といったらそれこそ栄純だろう
度々試合の流れを引き寄せることがあった分、こういう場面で栄純が投げるという選択肢もある。
片岡「御幸」
御幸「はい」
片岡「次のクリーンナップ、下手に躱そうとせずしっかりと攻めろ」
そんなことを考えてると
それを感じ取ったかのように監督が御幸に次の回のことを伝えてきた
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年7月14日 9時
