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テレビの仕事を終え家に帰る頃には、すっかり日が落ちていた。
今日からあの癒しのお出迎えがないんだなぁと思うとやっぱり寂しい。
あれから何度か携帯を気にしていたけど、彼からの連絡は一向に無い。
誕生日とか関係なく、ただ普通に話したいな。
一日も連絡を取らないと、こんなに不安で寂しいのか。
今まで当たり前に顔を合わせて、沢山会話を交わしていたから気づきもしなかった。
大切だよとか、大好きとか、無性に伝えたくなった。
家に着いて軽くシャワーを浴び終わると、丁度日付が変わる頃だった。
23:59。
いい加減おやすみくらいは言おう。
文字を打ち始めると、着信を知らせる音楽が鳴った。
「…！こーちっ！！！」
思わず大きな声を出してしまった。
ふーふーと息を荒らげて、とりあえず5回くらい腕立てをして電話に出る。
ご褒美を与えられた犬みたいだな、と我ながら思う。
高「あっ…ジェシー？！ごめんね、遅くなって。お誕生日おめでとう！」
ジ「hehe、ありがとう！今日は忙しかった？」
高「うん、移動してすぐリハーサルあったりして…。ジェシーの誕生日、忘れてたわけじゃないよ」
ジ「hehe、分かってるよ！お疲れ様」
すこししょぼくれていたのを見透かされてしまった気がする。
明るい声で労うと、こーちはほっとしたようにありがとう、と返す。
高「いろんな人におめでとうって言ってもらった？」
ジ「うん…でも、こーちから言ってもらうのがいちばん嬉しい」
高「…ほんと？」
こーちは少しまを置いてはぁ、とため息をついた。
ジ「…？どうしたの？」
高「いや……ジェシーはいろんな人におめでとうって言われてるんだろうからさ、俺もなんか工夫しようと思って。
…今日の1番最後におめでとうって言う人になろうと思って、電話したの」
……確かに、電話が来た時間は23:59だった。
ジ「……まぁた難しいこと考えて」
高「…ふふ、ごめん。あと、冷蔵庫の1番上の段の右側奥に、ケーキ置いておいた。…朝作ったからちょっとだけど、よかったら「もーーー！！！なんで朝言ってくれないの！！！」」
俺が大きい声をだすとこーちは「うわぁあ」と間抜けな悲鳴を上げる。
ジ「サプライズ、超嬉しいけど！！そんなの会いたくなっちゃうじゃん！！ハグしたくなっちゃう！！！」
高「あはは！ごめんって！
帰ったら、改めてお祝いしよ。お疲れ会も兼ねて」
ジ「当たり前じゃん！…ありがとこーち。大好き」
俺の言葉に、こーちは小さな声で俺も、と応えてくれた。
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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜！ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜！！ (2022年11月18日 20時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね！！マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ！ですね！行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月20日 0時
