*黒バス*雨の日のキセキ.４《赤司征十郎》＊完結＊

▽111話▽ ページ28

回想


「もうっ…征くんったら…」


今私は征くんからもらったメモを手に部室に向かってる


取ってきてって頼まれたから…



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「あれーっ？お前新しいマネージャーか？」

「灰崎…くん。」


黄瀬くんが入ってくるまでいた人。
プレイは上手だった気がする…


「マネージャー？」

「…マネージャーです」


何やらニヤリと笑った気がする


「マネージャーなんて辞めてよ、俺と付き合わねーか？」


顔を近づけてくる


「あの…近いです…ッ、はな、してっ!!」


両腕を掴まれて壁に押し付けられた


「かわいいじゃん、ねぇ？」

「はなっ「何やってるんスか？」…黄瀬くん…っ！」


たまたま通りかかった黄瀬くんに助けを求めた


「…Aっちを離せ」


いつもの黄瀬くんじゃない。
なんか…怖いよ


「なんだよリョータ？」

「離せって言ってんだろ」

「誰がこんないい女離すかよ」


痛い…
怖いよ…離して…ッ、征くん!!



「…そこで何をしている」

「征くんっ!!」


私の心の声が届いたかのようなタイミングで征くんが来てくれた


「外が騒がしいと思ったら…その手を離せ。僕のだ、」

「お前の女か!？」

「あぁ、僕のだ」

「チッ、めんどくせぇからいくわ」


征くんが現れた途端、すぐに腕が離されてその場を去った


「…大丈夫だったかい？A。」

「うん…」


気づいたら黄瀬くんがいなくなっていた

あ、ここにいずらかったかな？



「…よかった…」



私を抱きしめながら耳元で囁いた



「征くん…ありがとう」


抱きしめかえして言った


「征k…んんッ…ッ…」

「今度何かあったら叫ぶんだよ？」


私の目を見て言った



「征くんが助けてくれるんだよね？」

「当たり前だろ？」



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「ってことが…」

「お前それノロケか？」

「違うよっ!!…ただアイツは女遊びがひどいっていうのか…」

「それは同感です」


コートに目を向けながら話した


「まぁ、プレイは見てればわかるよ」

「あ、もう始まります」


…黄瀬くん、勝ってね。
準決勝で待ってるよ

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