【名探偵コナン】俺と赤井秀一は相思相愛の恋人 Part5【男主】

190話;愛され小悪魔？ ページ40

「か、可愛いっ！
何コレAさん可愛過ぎ！」



と言うのは真純で、



「わ、わわわ可愛い！耳が、可愛い！」



と慌てるのが秀吉だった。









「お願い！抱っこさせて！！」









明美はそう言うや否やA君を抱き締めた、A君は小さくなっても相変わらずの無表情だった、



…A君、少しは女性に抱き付かれて
いるのに動揺したらどうなんだ？









『俺そういう所あるから』









…心を読まれてしまった。









「あ！明美さん僕も抱っこさせて〜！」

「わ、私も抱っこしたいわお姉ちゃん！」

「明美さん、私にも抱えさせては
くれないだろうか？」

「私もその子を抱き締めてみたいのだが」

「僕もAさん抱っこしたいです！」









和気あいあいとA君の抱っこを巡って楽しそうにしているが、肝心のA君は無表情に見えるが眉間に皺寄ってるぞ！？

流石に止めた。









「だけど、元に戻るのかい？」









厚司さんが俺に抱えられている
A君に向かってそう言う。









『あぁ大丈夫ですよ、俺ですので』

「A君それ答えになっているのか？」









つい突っ込んでしまうが…確かにA君なら
自力で元に戻れそうな気がしてきた。









『…赤井さんちょっと降ろしてくれ』

「あぁ」









下に降ろすと、A君は皆の前に立ち、
自分の耳を掴んで、下に折った。









『ロップイヤー』

「「「「「ヴッ」」」」」」









俺も含めてそのやっている事の
可愛さに撃沈した。

だが、更にA君は耳をぴくぴくさせながらわざと眉間に皺寄せて頬を思いきり膨らませて地団駄足を鳴らした。









『ウサギの怒り方！(ﾌﾟｸｰ)』

「「「「「アッ」」」」」









全員尊い…と眩しい物を見る目をしている、
勿論俺を含めて…









『…ふぃにっしゅ！笑顔笑顔ー！』

そして、最後にﾆｺｰととんでもない
可愛らしい笑顔をして見せた。


一人一人が可愛いの致死量で倒れていった。









「ｸﾞｯ…俺はまだ生きるぞ…！」









だが、無情にもA君は俺の足に
ぎゅっと抱き付いて、









『だーいすき！』









…こうして、最後の一人になってしまった俺は、最後の最後で可愛いの致死量で倒れてしまった。

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