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186話:その話はやめろ ページ36

そして









『…あ』









と、わりと大きめな声でそう言った。









『忘れてた』

「「「は!?」」」









ジョディさんは気にせず、ハンカチで
目元を拭きながら話し始めた。









「組織が壊滅した、と…直接両親が
私の所へ迎えに来てくれて、貴方が、
Aさんが助けてくださったと…


Thank you so much!!
(本当にありがとう!!)」









と手を握られながら言われ、思い出した。









『そうだった…あの時(157話)の時点で
組織壊滅の事メールにして伝えてた…


環境の違う日本のマンションじゃアレだと思い、スターリング家の人達だけはアメリカに別荘建てて其処に住まわせてた…』









俺の呟きを聞いて驚き過ぎて逆に引きつらせている三人を尻目に思い出していた。









『そうだった…すぐにあの人達は報告を受けて別荘を出て自分達は平穏ですと伝えられていた…忘れてた』









自分の失態に頭を抱えそうになるが、
嬉しそうなジョディさんを見てすぐ
持ち直した、最後良けりゃそれでヨシ。



その後も、FBIの方々は「A君が一番の功績者」だと「人を最も救うヒーロー」だの言われて照れずにありがとうとイケメンに返してやった。
少し前に聞いた、赤井さんは「元FBI仲間だけは付き合っている事は言えなかった」と、だからこの人達は俺達が付き合っている事は全く知らない、
だから同棲をしている事は知らず、
俺と赤井さんは友人という設定らしい。

そして、元FBIの方々とまた挨拶をして、
さよならっと別れた。

私用で連絡先交換を頼まれたが、
流石に俺の方の仕事柄ダメと伝えた所。


「シュウのは良いの?」


と言われ、迷った矢先に言ったのが


『してない(ゴリ押し)緊急用に
まだ一度しか使ってない』


とゴリ押した所、納得…してくれたのか?分からないけど、赤井さんとその後こんな話をした。









「君は本当に不思議な人だ」

『ん?』

「ジョディの両親も救っていたとは…」

『はは、やりたい事やっただけだ』

「……それにしても…ジョディの両親の…





君、一体幾つなんだ?」

『年齢の話はやめてくれ』









キラキラと輝く様な笑顔で一蹴したら
何故か赤井さんは体をブルッと震わせた、

そんなに怖い??





※(普段顔に出さない人が突然満面の
笑顔を浮かべたら怖いです)

187話:風邪の看病→←185話:FBIの方々



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推しの顔がいい - 了解です! (2020年5月16日 23時) (レス) id: 39942f099a (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - 推しの顔がいいさん» うーーーん地雷ですすみません!! (2020年5月16日 14時) (レス) id: 3c653ee3c0 (このIDを非表示/違反報告)
推しの顔がいい - 何個もすみません!赤井さんと夢主が入れ替わってる〜!?ってなって皆の前で色々しでかしてほしいです(笑) (2020年5月16日 0時) (レス) id: 39942f099a (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - 竜斗さん» はい!受けます! (2020年5月15日 23時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
竜斗 - 分かりました!無理言ってすいません……。お願いしますm(_ _)m (2020年5月15日 20時) (レス) id: 61912ff4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年4月14日 12時

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