152話:全ての元凶の神 ページ2
『【…ぅ】』
目を覚まし立ち上がるが、立っているのかも分からない異様な空間と足場のせいで尻餅を付く記憶の中の俺。
『【…此処何処だよ】』
立つのを諦めた記憶の中の俺は、
呻きながら頭を抱えた。
”……聴こえるか”
「「「「!?」」」」
『【っ…誰だ?】』
懐かしいな…”神様”の声じゃねぇか、
機械音とも男とも女とも分からない
不気味な声、いや、声じゃないのかもな…。
”君は死にました、鉄骨に突き刺され
死んでしまいました”
『【…そうだった、俺は…】』
”…貴方、気が付いたでしょう?
やけに自分が落ち着いているのを”
そうだ、あの時の自分は異様な黒い空間に変な声、そして自分が死んだと言うのにやけに冷静だった、頭が冴えているというか…。
”それは私の力のせいです、
落ち着いて話せるでしょう?”
『【…所謂神様って奴か?】』
”せいかーい!!”
記憶の中の俺も含めて全員の肩が跳ねる、
突然神様が口調を変えたからだ。
”そう!君は死んだ!だから僕が現れた!”
『【はぁ…?】』
”転生させよう!行き場所は
[名探偵コナン]の世界だ!!”
『【はぁ!?】』
この時にこの世界に行けと言われたんだった。
『【なっ!ちょっ!何でだ!?
彼処めちゃめちゃ人が死ぬじゃんか!
命が幾つあっても足りない!ホントに!】』
あまりな言い様に笑いそうになる、
だよな、戦争かって位人死ぬもんな。
”大丈夫よ…貴方には色々な能力を
授けましょう…”
『【…キャラ可笑しくないか?】』
”神様は様々な性格で構成されているので…
というのは嘘で、何となくです…”
『【何となくて…】』
”そりよりも、能力の説明です…貴方は死なない体に、全知全能の頭脳と身体能力…永久機関の家…そして…声…”
『【…声?】』
”そうだ!テメェは歌が好きだったな!
だったらテメェの好きだった曲をテメェが
歌って、テメェが作った曲としてその世界で
ナンバーワンになっちまえば面白くね!?”
『【ぅ…】』
”そうだ!そうしよう!そうだ!
リクエストあっか!?何でも聞くぜ!!”
記憶の中の俺は考え込む、そんな沢山のチートを貰ったら何でもし放題、それに加えリクエスト…。
289人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
トリプルフェイス?いえ、ツウェルブフェイスです( ・`д・´)←【名探偵コナン】3
留年組のキスシーンとその先【朔間零】
もっと見る
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
推しの顔がいい - 了解です! (2020年5月16日 23時) (レス) id: 39942f099a (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - 推しの顔がいいさん» うーーーん地雷ですすみません!! (2020年5月16日 14時) (レス) id: 3c653ee3c0 (このIDを非表示/違反報告)
推しの顔がいい - 何個もすみません!赤井さんと夢主が入れ替わってる〜!?ってなって皆の前で色々しでかしてほしいです(笑) (2020年5月16日 0時) (レス) id: 39942f099a (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - 竜斗さん» はい!受けます! (2020年5月15日 23時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
竜斗 - 分かりました!無理言ってすいません……。お願いしますm(_ _)m (2020年5月15日 20時) (レス) id: 61912ff4bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年4月14日 12時