35話:気絶したフリ ページ5
いつもの凛とした佇まいは消え去り、取り乱して俺の名前を手を握りながら呼ぶ沖矢さんに結構萌え…キュンとキた。
だって…沖矢も赤井もクールで落ち着いてるのに、殺人事件でも冷静なのに俺の事となるとこんな風に握られた手が震えて…
めちゃ萌えるでショ！？
「Aさんっ、大丈夫です、
すぐ救急車来ますからっ…！」
声も心なしか震えていた、もっと萌えた。
この会話は周りの騒動に紛れて聞こえていない、本来倒れている俺にも聞こえないだろう声量だったが俺のチートな聴力じゃ普通に聞き取れた、勿論コナン一行にも聞こえてない。
「大丈夫、大丈夫です…死なない、
死なないでっ、死ぬな…！生きろ…！」
…赤井さんが混じっているのは本心から
言っているのが分かる、しかも懇願も…。
…死ぬかも(死因:キュン死)
『………お…きや…さん…』
「っAさん！喋らないでくださいっ、
すぐ、すぐ来ますから…！」
ピーポーピーポーと、微かに救急車の
音が聴こえて来た、早いな…
痛くないが体はボロボロなので声は掠れてしまうがまぁ良いか、握られた手を何とか握り返して、こう言った。
『…ぶじ、で…よかっ…た…』
「！！」
『おれは…しななぃ…へーきだから…
……おちついて』
それだけ言い残して、
ガクッと意識を失った…フリをした、
だってこの方が面白そうなんだもん(ドS)
_________________________________________
〜病院〜
「………Aさん……」
『(…気まずい)』
ただただひたすら気まずい、
あの後、救急車は到着、担架に乗せられて乗り心地で車の中に乗ったなーと目を閉じたままボーッとしていた、
しかも一部始終を見ていた友人という事で沖矢さんとただを捏ねたらしいコナン君が何故か同じ救急車に乗り、病院まで二人して俺の手を片方づつ握っていたらしい(左手がちっちゃいお手手の感触がしたのはコナン君か、堪能しておけば良かった)
病院に着いた後はまず体内が無事かどうかを見る為のスキャンに入れられた、肩甲骨のヒビと肋骨数本逝ったらしい、痛くなかったけど(俺前は痛がり屋だったから嬉しい神様ありがとう)それと体に切り傷が沢山できた様で包帯グルグル巻きにされた、大袈裟。
そんで頭も打ったらしくちょっと大きい切り傷で包帯巻かれ、手術とまでは行かないが絶対安静という事で入院決定。
…と沖矢さんとコナン君に言う先生を
こっそり俺が見聞きした。
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ポテト - 主人公が赤井さんに起こる場面のセリフ「おきやぁ！」が「おぎゃぁ！」に見えてしまって吹きました笑 小説面白いです！頑張ってください！ (2023年1月26日 20時) (
レス) @page18 id: 1c2bcbd3b2 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - みねさん» えー、一分曲だと思うんですけど、【すりぃ】さんのですよ？後ありがとうございます！ (2021年2月27日 11時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
みね - あの〜、今更ですけどエゴロックって3分ぐらいあると思います。後最高でした！ (2021年2月26日 7時) (レス) id: 020e8c48d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tyrant(タイラント) | 作成日時：2020年3月23日 23時
