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34話:シャンデリアに ページ4

だがしかし園子さんはすっ転び、沖矢さんはだいぶコナン一行から離れている、





…その沖矢さんの真上に、例の落ちかけの
シャンデリアがユラユラと激しく揺れ、









プツンと切れた。



















『っ沖矢さんっ!!!!』









俺にしては珍しく大声を出して、
いつの間にか走り出していた。






そんな俺に驚く沖矢さんめがけ走りその服を
思いっきり引っ張って遠くに投げ飛ばす、









代わりに俺がその場に立ち…。



















『…ぁ』









ガシャアアアアン!!









「「キャアアアアア!!」」
















…潰されてしまった。






蘭さんと園子さんの悲鳴が響く、









地震は、既に止まっていた。
________________________………。。。



〜そして今に至る〜





『(ぇえええええ…?)』









衝撃はあったが正直痛くないし苦しくも無い、この世界に来てから痛覚鈍くなった+頑丈だから平気なのに…皆青ざめた目で潰された俺を見る。

それもその筈、痛くないけど口から血が
出ていた、ただ口ン中切っただけだけど。



視界は最初バラバラになったシャンデリアの一部が見え、床が見え、震えながら軽く見上げると…。



















「………ぁ……A……さん?……?」

『(あ、ヤベ)』









絶望顔の沖矢さん
〜少し中の人(赤井さん)も添えて〜

が見え、思わず目をスッと閉じた、
それによりまた(あ、ヤベ)





だってだってぇ!
本当に絶望顔だったんだもん!

普段閉じられている目がかっ開き、しかもそのお美しい緑の目にはハイライトは消え濁り、マスク越しの筈の顔色が真っ青になって!口は半開き!マジの絶望顔よ!!




つい閉じちゃうでしょおおおおおお!?









『…っう”』

「っAさん!Aさん!!」









…って言うのが冒頭よ!悪ぃか!!





どうやら俺が意識を失ったと思い込んでしまった沖矢さんだが、両腕は前に出している状態だったから脈を素早く測られた感覚がした、あらー流石FBI、慣れてるわねー。






…ってそうじゃねーんだよ。









「きゅっ、救急車呼んで蘭姉ちゃん!!」









そうそう救急車!平気だけど一応呼んで!
流石コナン君!偉いよー!君!









「Aさっ…!」









手を握られる感触がする、沖矢さんかな?
大学院生(仮)だがガッシリした手だなー。





…あと照れる。

35話:気絶したフリ→←33話:大きな地震



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ポテト - 主人公が赤井さんに起こる場面のセリフ「おきやぁ!」が「おぎゃぁ!」に見えてしまって吹きました笑 小説面白いです!頑張ってください! (2023年1月26日 20時) (レス) @page18 id: 1c2bcbd3b2 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - みねさん» えー、一分曲だと思うんですけど、【すりぃ】さんのですよ?後ありがとうございます! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
みね - あの〜、今更ですけどエゴロックって3分ぐらいあると思います。後最高でした! (2021年2月26日 7時) (レス) id: 020e8c48d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年3月23日 23時

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