【名探偵コナン】俺は赤井秀一にベタ惚れ……されている Part2【男主】

33話:大きな地震 ページ3

ところで肝心の沖矢さんは？あー気付いてないな、品物見てる、君の大好きな俺居るぞー！






とりあえず、アピろ。









『あれ、沖矢さんと知り合いなのか？』

「え、Aさん、沖矢さんとご友人！？」









驚く園子さんと蘭さんに頷くと、

園子さんが素早く沖矢さんの元へ向かい話し掛け、軽く俺を指差すと漸く沖矢さんは俺に気が付いた様だ、驚いてる、おせーよ。









「Aさん！貴方も買い物に？」

『ん、お気に入りのカップが割れてな』

「それでカップを？
良いのがありましたか？」

『良いのが多すぎて結構悩んじゃったよ』









フワフワと可愛いお花を撒き散らしながら楽しそうに会話する俺達に、他の皆さんは唖然としていた、



特に普段クールな筈の沖矢さんが別人レベルに楽しそうになのに驚いているらしい、コナン君は事情を知っている為苦笑している。









「〜！」
『〜、』
「〜？」
『〜…』





「…沖矢さん、
あんなに楽しそうなの初めて…」









と蘭さんが呟く程近付けない位の楽しい
オーラに圧倒されるコナンメンバー。









『そんじゃ、またな』

「はい、ではまた」









と今は別れた、今日魚食べたいなー、
あ、仕事また貯まっちまった、ガックシ、



ともうモードを切り替えて買い物をした。






…いや、していた。









『(はぁー買った買った！)』









結構買ってしまった、…とは言っても一袋だけだが、袋つってもエコバッグだが、だがしかし中々重い、



送っちゃおうかなーと思っていると、
コナン御一行がまた居た。









『(…ん？この展開、何かのフラグ…？)』









一度ならまだしも、二度会ったなら、
何か事件か事故が起こりそうだな…



















まさか、それが当たるなんて。









その時、
















『(うわっ！地震！？)』









突然グラグラと床が激しく揺れ出した、



まさかコナンあるあるの爆弾爆発！？
かと思ったらただの地震の様、だが…
怖い！普通に！崩れそう！恐ろしい！
特にこの世界なら崩れても可笑しくない！









『(んでコナン一行！？フラグしか無ぇわコレ！何かが崩れて誰かに倒れて死んで事故に見せ掛けた殺人とか起きそう！てか起きるわコレぇ！)』









と足で堪えていると、地震のせいかコナン一行がフラフラとバラバラになっていく、コナン君と哀ちゃんは辛うじて蘭さんにくっ付いて事無きを得ている。

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