あなたを信じてる 7

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「あーもー！

だから他の奴らに見せるのイヤだったんだよー！

せっかく隠してたのに！」









思わず喚くとビックリしてAがリビングから

飛んだきた。








「どした？！」










「AもAだよ！

どうしてそんな良い女なん！」









これまたビックリしてきょどってる姿すら可愛くてムカつく。










「とりあえず、朝ごはんできてます、、。

食べれるかな？」









そういえばいい匂いがする。









「気持ち悪いけど、なんか腹に入れた方がいい気がする。」








、、、と言ったが

Aが作ってくれた朝食は申し訳ないくらい見事なもので。









さりげなく二日酔いに効きそうなメニューが並ぶ。









「無理だったら食べなくていいからね。」










心配そうな顔してご飯をよそうA。









「はいっ宗。」








ニコニコしながらコーヒーを差し出すA。










「昨日何の飲み会だったの？

野球選手にこんなに飲ませる飲み会ってどうなのよー。」









不満そうに文句を言うA。








「しばらく外食続きだったせいか、

Aのご飯めちゃくちゃ美味しく感じる。」










そう言うと、はにかみながら笑うA。










いつもの会話。

Aとの、時間。









気づけば、頭の中は

Aで埋め尽くされていた。











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