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60(ジェイド) ページ19

「わぁ〜…!綺麗です〜…!!」




今日からホリデー、学園であの3人と過ごす最初の日


オクタヴィネルでの部屋を片付け終えたので寮から出て外を眺める


辺り一面銀世界だ





「ここにいたんですね」


「おはようございます〜ジェイド!」


「はい、おはようございます、A」





ジェイドに突撃しようと走り出すが雪に足をとられ転びそうになる


ジェイドが私に近寄って、腕をつかみ支えようとしてくれて…巻き込んだ





「す、すみませ…!?」


「……!!」





私がジェイドを押し倒す形で倒れ込んだ


右手はジェイドにつかまれ左手はジェイドの顔の横



私が驚いて固まっているのに対してジェイドは私をジッと見ている


リアクションも最初少し目を見開いたぐらいだ





「あの…退きたいので、この手を放していただけると…」


「……」


「ジェイド?…!?」





頬を撫でられて、顔が熱くなる


オッドアイの綺麗な瞳に熱がこめられ心臓のがドクンと大きく鳴った






「な、なにして…!!」


「フフッ…。顔が赤くなって…恥ずかしいんですか?」






笑われた


頬に手が当てられひんやりと冷たい


恥ずかしいのがバレて余計に熱が増していく






「可愛いですよ、A」


「!!??」





顔が引き寄せられ耳元で囁かれる


唇が耳に当たってくすぐったい


力が抜けてジェイドに倒れ込んだ





「(なんですか、この状況は…!!???)」


「フフッ…意外と大胆なんですね、A。」


「ふぇ?…!??」





何が何だか分からなくなり力が抜けてジェイドに“自分から”しがみ付いていた



  ・・・



もう、無理…






「プシュ〜」


「おやおや…ふっふふ。Aにはまだ早すぎたようですね」







「まあ……」



「徐々に慣らしていけば大丈夫ですよね?」



「誰にもとられないように痕をつけなければいけませんね…フッフフ」

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ゆき桜(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください! (2020年8月10日 12時) (レス) id: 9417010afe (このIDを非表示/違反報告)
てゃん - 続きが気になります!更新頑張ってください^^ (2020年8月10日 3時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:仁兎 | 作成日時:2020年8月8日 15時

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