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192話 ページ46

「正直、生徒会長としては君のような人材を手放すのは惜しいことだよ。ましてやライバル校の秀越に転校なんて……。まぁ、君がそうしたいのなら止めないよこれからの活躍のエールとして僕も何か協力させてもらうよ。なんなら天祥院の力を貸そうか?」

『そ、そういうのはちょっと……別の意味で間に合ってます』

「あはは、君は相変わらずだね。けど…もしもの時は日和君のところと同じように頼っていいからね。必要はないと言おうがだよ」

英智はAの我慢をする癖があるため、SSのこともあり天祥院の力を使ってでもと最近あったこと昔のことを少し気にしていた。

「御心配には及びません!」

そんな間の中、茨が敬礼の態勢をとって2人の間に割って入った。その茨の行動に2人は驚いた

「これからのコズプロは学園に力を入れていく傾向があるので、Aの支援にもなりますし今までの件そして彼女の実力ならばほとんどの人々が協力するでしょう」

『人を棚に上げないでよ…』

「本当のことを言ってるまでには変わりませんよ…もちろん自分もお手伝いしますし」

『それは…どうも』

いつも以上に茨が素直のこともあったのかAも少し照れながらそっぽを向いて返していた。

「相変わらずだね…七種君は」

「誉め言葉として受け取りますよ、猊下」

Aは何とも言えない空気にやれやれしたのかその場から少し離れて下の自販機に向かっていた




「自分が話そうと思ってるのに…なぜその場から離れるんですか」

『……あんたらが異様な空気で話すからでしょ』

Aが自販機で買おうとすると、足音が聞こえ振り向かずにボタンを押そうとすると後ろから横に強く手を置かれておりそれは茨の手だった。茨は走ってきたように汗を書いていた

『ロビーから遠いのに外から回らなかったわけ?』

「わたわたしすぎて、そんなこと考える余裕がなかったです(猊下からAのことに対して煽られましたなんて言えるわけないでしょ)」

『あんたの口からそんな言葉出るんだ…』

「それより!殿下から電話着てるでしょ、先ほどメールで出てくれないと連絡来たんですよ」

Aは間を開けて思い出したかのように携帯の電源を入れてみると何件も日和から電話が来ており丁度かかってきたところに出た





「なんで出ないの!?Aちゃん!僕のこと嫌いなの!?悪い日和

『あー…すみません電源切りっぱなしでした(めんどい…)』

「(めんどいって思ってんだろうな)」

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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます!ぐだぐだてすが!頑張らせて頂きます! (2021年8月16日 17時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お?主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた?茨頑張れ!あと一押しだ!……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2021年3月20日 16時

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