190話 ページ44
2人はSSが終了しスタッフとの反省会のようなものについて話すため、大きなビルに来ていた
『ここって…確か』
「えぇ、猊下が卒業後の考えておるESと呼ばれているところです。まだ正確ではないため会議は1階でやるそうですが」
『はぁー…』
「あ、ちなみに猊下も参加するようですよ」
『え！？聞いてないんだけど…ますます帰りたい』
猊下、それは茨が英智に対して呼ぶいい方のためここの経営に関係しているから呼ばれているらしい
〜会議室前〜
「いやぁ、ビル大きな車で仲良く来るとはね」
『まったく仲良く来てないので安心してくださいね先輩』
Aはさっそく英智に会ったが笑ってはいたものの明らかにいやそうな態度だった。茨もあまり詳しくは知らなかったためその態度に少しひいていた
会議の内容についてはSSのステージ構成についての反省などはもちろん、やはりコズプロで起きた原因についてが多かった。Aも茨もどうも内心は気まずそうだったがスタッフも気にしていたため何も強くは話さなかった。
「き、如月さん…」
『あぁ…会うのは初めてでしたっけ？コズプロの社長様』
「まさかここに来ていただけるとは、正直お断りされるかと」
会議が終わるとコズプロの社員らしき10名程度がAに話しかけていた、そのうちの1人はなんと社長だった。Aは内心、ほぼ茨の強制のような…と思った
「この度は我々コズミックプロダクション上層部が誠に申し訳ございませんでした」
その言葉に続いて社員の人たちも頭を下げ始めた。その様子を近くにいた英智、茨も見ていた。Aはもういいと言いながら頭を上げさせた
『あなたたちが今までやっれきた裏の行動は許しますなんて言えません。けどあなた方が下げる必要性はないと思います。この件を行ったのは上層部の数名そして私の母親なんですから』
「いえ、たとえそうでも私が彼女に任せてしまったことが原因です。もとは彼女の仕事の素晴らしさもあって、前科もあるのに退職させなかった自分の責任です……。
あなたには何度も多大なる迷惑をかけてるのには構いません…すぐに許されるとは思っていません、せめて自分も責任をおえる限りはおいたんです。何がなんでも」
その言葉にAは静かに黙った。社長は母親とは違い仕事には真面目なのだとすぐに分かっただけれどもそんな人に責任を負わせるのは自分としても気がひけてた
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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます！ぐだぐだてすが！頑張らせて頂きます！ (2021年8月16日 17時) (
レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お？主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた？茨頑張れ！あと一押しだ！……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2021年3月20日 16時
