奏でさせるそれが作曲家【あんスタ】 (ページ46)

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45話ページ46

「お疲れだけど大丈夫かい」

『あんたらほどじゃないけどね』

天祥院に話しかけられてはいたが、知らんぷりしながら歩いて行った。

そしてAは渉と目を合わせて、静かに通り過ぎたときとある声をかけた

『私が頼んだもの…北斗に届けましたか』

「えぇ、もちろんですよ…たとえ敵でも私の大切な友人の頼みは断れません」

『ありがとうございます』

2人は小声で静かに微笑みながら渉はステージへAは音響管理上へ向かっていた。

『(スバルと真と真緒にはもう歌は完璧に入ってる…ダンスはもうあのころを忘れなければ行ける

問題は北斗…たとえ出来ても、どうするかだな…)』

Aは3人には休憩時間の間、作った新曲を渡していたとても楽しそうに聞いており歌はすぐに入っていた

ダンスはトリックスターが出来る前4人が一緒に適当に作ったダンスの動画をAは持っており

それをアレンジしてもらったものを渡していた3人はなんとかステージには間に合うことは分かったが

4人用で作ったため今だにお披露目が出来ない状態のまま決勝へと進んでいた。

Aは渉にこっそり頼んで、何かは言わないまま北斗に届けるようにお願いをしていた

渉は知らされてはいないが彼はAの性格上何をするか分かっているため、分かったうえで協力をしていた。

『…！！照明！渉さんにピンスポット！それ以外のマイクをオフに！』

ライブの最中、天祥院の体力が減っているため状況に気づいたAは急いで止めていた。

たとえにくい相手でもやはりアイドルは大事という感情が抜け切れていないのかUNDEADだけでなくfineの音響の援護もしていた

『(…正直作戦がうまくいってほっとしてる…、強豪との争いが訳にたってる。

それに今回はUNDEADだから余計に消耗が激しい…。これが勝利への道しるべになって

そして北斗が戻ってくることしか私は願うことが出来ない…あんずにも北斗のこと頼んだけど…上手くいってるといいな)』