奏でさせるそれが作曲家【あんスタ】 (ページ15)

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14話ページ15

そしてS1当日

『おー…お客さんが多いですね。さて生徒会は近くにいないことは確認済み

音響の準備はいつでもできてますよ～』

AはインカムをつけながらUNDEADに声をかけた

「おう…つか、平気か？よく音響の管理できたな」

『いやいや、少しお願いしただけだよ。あんたらより私の方がちゃんとできるから変われって』

「完璧に脅してんじゃねぇか」

「いいねぇ、Aちゃんも背徳的な女の子だね。俺は嫌いじゃないよ」

「A、お前は強いな」

『ほら、紅月が来る前にとっとと準備してくださいね』

「うむ」

「おうよ！！」

そういってUNDEADの4人はライブ会場へ入った。

お客さんである人は零の存在を知っているため古参のファンは盛り上がっていた。

UNDEADがライブをしている途中、紅月が様子に気づいたのが2ユニットは対バン対決となった

『(作戦通りか)』

「A、紅月の音響は専門がいる…それにこの後は我々が管理する」

『ちぇっ…はいはい、分かりましたよ』

「何が目的かは知らないが貴様がここにいる理由はなんだ」

『さぁ？？どっかの真面目なメガネにつくよりはましですよ』

「貴様！！」

『敬人さんって言ってませんよ、さて私はこの場から離れますよ～』

「…のちに罰するべきことをする」

そういってAは敬人とすれ違いで背中を向けて静かに歩いて行った。

Aが向かった先はトリックスターの控室だった

『お、服似合ってるじゃん…あんず1週間でやったね』

「うん！！そっちの方はどう？」

『ばっちり2winkが準備ばっちりだし紅月は今ライブ中…そろそろ目的に気づくんじゃないかな』

「Aさん、お疲れ様です」

『しののん、お疲れ』

控室にはS2で紅月に敗れ、トリックスターがS1に出る理由を強くした

ラビッツの1人で後輩の紫之創がいた。どうやら応援に来ていたらしい

「頑張ってくださいね。僕達の道行きを照らす輝きを皆さんが見せてくれるって信じてます」

「決戦の火蓋は切られた。俺達の歌で革命を起こそう！今日夢ノ咲学院は生まれ変わる！希望の輝きを放とう！トリックスター！」

「おう！！」

「「ファイト！」」

あんずとAはトリックスターの背中を強く心から推した。