奏でさせるそれが作曲家【あんスタ】 (ページ16)

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15話ページ16

『さて…2winkがつないでくれたみたいだね、準備OKらしいよみんな』

「Aはここにいていいのか？」

『トリックスターの音響くらいはいいでしょって…生徒のみんなに…ねっ』

「何したの！？」

Aはまたもや他の生徒を脅して自分が音響の立場に立っていた。

「「お待たせしました本日の主役」」

「謎と神秘に包まれた新進気鋭のアイドル集団！」

「超新星！夢ノ咲学院の革命児達！」

「「トリックスターの入場です」」

トリックスターの入場の声がかかると退場した紅月のメンバーとすれ違った

衣更は生徒会のメンバーである蓮巳と目を合わせるのがきまずく目をそらしていた。

『ほれ、じしんもちなよ。魔法使い』

「！！！…おう」

Aは衣更の背中をたたいて、グッチョブマークを作りながらステージに送った。

紅郎は事情を知っているためトリックスターを小声で気合を入れさせた。

2winkによってメンバー全員が紹介されていった。Aは4人を嬉しそうに見つめていた

そしてトリックスターは自己紹介の後、革命の曲Rebellion starをうたいはじめた

トリックスターはAが作った難しい曲調を歌い切り、そしてダンスも綺麗にこなしていた

その様子にAは嬉しそうに拍手をしていた。

盛り上がっていたところで投票の結果を集めようとしてリーダーが集合しようとしていたが

トリックスターはリーダーが決まっていないのかステージ上の中央でしゃがんでリーダーを決めていた

4人はあることを思いつき、観客席にいるあんずを呼びにいった

「おいでよ」

「え…」

結果発表の代表者は結局トリックスターはリーダーが決まらずあんずが立つことになった

4人は頑張れという顔だがあんずはいやいやした顔だった。

『まったく…あんたらは何あんずに任せてるの』

「だって決まらなかったんだし…」

『はぁ…まったく。なずな兄、マイクの準備OKです』

「はーい！！ありがとりょ！A！変長らくお待たせしました！Ｓ１の結果発表いたします！

ちなみに私放送委員長兼ラビッツのリーダー、仁兎なずなです」

そういってラビッツのリーダーの仁兎なずなは放送委員長として舞台の視界をしていた

ついでに自分のユニットの宣伝もしていた。

『音響さん、もう少しマイクあげてください。ドラムロールだけの声になる』

「は、はい」

優勝者がついに発表されようとしていた