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side万斉
「わしらも一緒にお暇するき、またな高杉ー」
「ああ」
「反応薄っ‼友が帰るんじゃもっと感動的に…!」
「素直じゃないだけで心の中では凄く寂しがってますから大丈夫ですよ」
「え…そうじゃったのか高杉…‼」
「違ぇ」
「じゃがずるいぜよ!その見た目でツンデレまで身につけて何人のおなごを落とすつもりじゃあ!」
「ツンデレじゃねぇっつってんだろ」
少し頰に熱を持ち、師を睨みつける晋助。
さては主、前にも言われたな?
まぁ晋助がツンデレだとは拙者も前々から思っていたでござるが。
「…耳が赤いな高杉」
「可愛いね晋助」
「めちゃくちゃ可愛いッス…‼」
A達が隣でボソボソとそんな事を話している。
坂本の声のでかさに晋助には届いてないようで一安心した。
届いてたらA.....仕返しを食らうのはきっと主になるでござるよ。
そんな事思いもしてない彼女は陸奥や朧と挨拶を交わしている。
「Aさん、今度はゆっくり話しましょうね」
「うん、松陽も朧もまた地球に来てね。今度はちゃんと家に居ておきます」
「ありがとうございます」
最後にAを抱きしめる奴に晋助と朧は複雑そうな表情をしていて坂本と来島の肩が揺れていた。
無事で良かったでござるな、二人の腹筋。
陸奥とも海の予定をまた連絡すると言って別れ、賑やかだった(主に坂本だけだが)のが静かになりほんの少し寂しく思ってしまった。
さて戻るかと背を向け歩き出すと_________
「A、何か付いて__」
「ッひゃ…」
「……………」
「「…………………」」
「…ご、ごめん、なさい」
変な声出ちゃった…
そう言って頰を徐々に赤らめ俯く彼女に、愛らしいと思ってしまったのは仕方がないだろう。
前を歩いていたAと来島。
晋助が彼女の耳元に何か付いているのを見つけ背後から触るとそんな声を出した。
まぁわからない訳ではない。
突然耳を触られたら驚くでござるが…
ちら、と来島と同時に晋助を盗み見る。
仕置きではないが今夜は覚悟した方が良さそうでござるよA。
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李由華 - 更新頑張ってください!楽しみにしています! (2020年1月27日 17時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
李由華 - おもしろくてドキドキしちゃいました! (2020年1月19日 0時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - リリアさん» お返事遅くなってしまいすみません!!ログインされた状態で、設定画の検索からフラグ有含む、というのが選択可能になります (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 何卒さん» お返事遅くなってしまいすみません…!この中ですと暗殺教室ぐらいですかね…作者も新作を作りたいと思ってるんですが、現在あるものの更新が滞っておりまして…新作はもう少し後になってしまいそうですm(_ _)m (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - また質問すいません。かっぱの子さんが教えてくれた、検索の際にフラグ含めが分かりません。できればでいいのでやり方?というのでしょうか?教えてくださると嬉しいです。(返信めんどくさかったら無視してかまいません) (2020年1月2日 13時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2019年5月29日 0時