NO.6 ページ8
天祥院「ﾌﾌｯ､いいツッコミだね。流石Aだよ」
『何それ、遠回しにバカって言ってる？』
天祥院「言ってないよ」
『言ってる』
天祥院「Aも敬人みたいになってきたね」
『あんなしっかり者ではないよ、英智が居ないから仕事のほとんどが敬人にいってるんだよ？だから早く戻ってきて』
天祥院「…そっか、月永くんは戻ってきてる？」
『戻ってきてるよと言いたいけど、まだ。』
天祥院「じゃあ学院は静かなんだね」
『いや？そこまでもって感じではないよ』
天祥院「まぁ、Aがこんなにもうるさいから仕方ないか」
『何だとこら！最近は新ユニットが活躍してるからうるさいんですぅ〜！』
天祥院「新しいユニット？」
『そ、trick…Trickstar？そこが大活躍なの』
天祥院「なら早く元気になって倒さないとな〜」
『英智、そんなんだから嫌われるんだぞ』
天祥院「ぼくは昔よりも優しくしてるつもりだけどなぁ〜」
『腹黒いのは変わってないよ』
天祥院「嫌がらせかな？」
『いや、事実』
天祥院「流石の僕でも悲しむよ。一応人間なんだよ？」
『あ、君人間だったの？』
天祥院「……敬人に連絡しよ」
『あばばば！ごめん！』
天祥院「冗談だよ、Aは敬人にだけは負けるもんね」
『あんたの冗談は本気に聞こえるの…。』
『あとねぇ、私は敬人にだけは負ける呪いがかかってんの』
天祥院「すぐそうやって誤魔化す」
『別に誤魔化してなんてない！』
天祥院「耳が赤いよA」
『外が寒いからだ！』
天祥院「へぇ〜、もう5月だよ？」
『…負けた』
天祥院「いぇーい、7勝5敗だね」
『くそ英智』
天祥院「酷くない…？」
少し束になっている花を置き
『はい、これ。いつもの』
天祥院「ありがとう、いつも助かってるよ」
英智はほとんどレッスンに参加してないためビデオを撮りDVDに写してるのだ
『fineもすごい成長してるよ、特に桃李君。』
天祥院「いつか追い抜かれるかもな〜」
『そう簡単には抜かされないよ、多分』
天祥院「多分か、w」
その後少し雑談をした
『それじゃ、私は帰るよ』
天祥院「うん、来てくれてありがとう。」
『今更感謝されたって、、慣れたもんだし。』
天祥院「敬人達にもよろしくね」
『はいよ、あ。英智』
天祥院「？」
『ほらほら、ピースしてピース』
スマホを構えると困惑する英智でもアイドルだからか
すぐに状況を理解してくれた
『せーの』
天祥院・A『「遺影でいぇーい」』
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作者名：無能なハンカチくん | 作成日時：2022年3月19日 21時
