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31話 ページ31

「角間さん摺揚原学園でも実況してくれてたんですよ」

 抱きついていた秋から離れた春奈が人さし指をたてて更に付け足した。

『えっ?そうなの?すまん、夢中で気づかなかった』

 雷門中との試合を夢中でやっていたために摺揚原では角間の存在に気づかなかった。ちなみに摺揚原での試合で角間に気づかなかったのは蒼龍だけである。摺揚原イレブンは誰だあいつ、と言いたげな目で見ていたが試合が始まるとすぐに切り替えていた。

「いえいえ!私が気にならないほど真剣にサッカーをやっているということで!」

『ポジティブ…』

 漫遊寺のときは出てこなかった角間だが彼は雷門が戦うときのみ実況するとのことだった。

 試合開始を告げる笛が鳴り響く

 吹雪のキックオフで始まった。木暮を除く全員が敵陣へと上がっていく。

「戦闘開始っ!」

 デザームが不敵な笑みと共に放った言葉に従い染岡をクリプトとファドラ、吹雪をスオームとメトロンがマークした。
 瞳子の言った通りFWを封じこちらの攻撃を削いでくるようだ。

 ベンチで見ていた蒼龍は眉間にグッと皺を寄せ苦い顔をした。

「やはり…」

「ツートップを抑え込むことでこちらへのプレッシャーも狙っている…」

 ボールをもっている風丸がそのまま突っ込む。相手のスライディングを見事にかわす。そしてそのまま塔子へとパスをだす。塔子は鬼道へと繋ぐ。

(パスは繋がった…でもこのままいけるのか)

 ボールは一之瀬へと渡り土門が高く蹴りあげた状態で“スピニングシュート”を放った

 蒼龍はシュートが放たれた直後にデザームの方を見た。口元が動いているが何を言ったかまでは分からない。

 ボールがゴールに届く前にDF2人が前に出てシュートを蹴り返した。口元が動いていたのは指示を出したからだ。

「DFのモールとケイソンが見事打ち返したぁ!雷門先制点ならず!」

『それだけじゃないね』

 眉間に皺を寄せたままの蒼龍の発言に夏未と秋と春奈、目鏡の視線がささる。

『このままじゃゴールに入るよ』

「なんと今のカットがそのままシュートになったぁ!恐るべきパワーだぁ!!」

 打ち返されたボールは威力を失うことなくゴールへと一直線に向かってくる。すかさず鬼道が塔子と壁山に指示を出す。

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作者名:南極 | 作成日時:2019年11月29日 20時

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