story7 byAO猫 ページ10
一瞬だけ、顔が硬直した。
笑ったままだったから、その事に気づけたのは私だけ。
硬直した原因は、
「あ、悠堵〜」
ドアの向こうに彼女がいたから。
あの“笑み”を浮かべて…
「…何?どうしたの?」
「ん〜…今日はここに泊めて貰うことになったから、探険?」
「ふ〜ん…」
何だ、 た だ の 探険か…
そう思った私は、ドアを閉めようとする。
そこに、
「ねぇ、部屋入らせて−!」
無理矢理ドアを開けられ、部屋の中に入られた。
何故?
遊李のことだから、警戒しつつも、温厚に話しかける。
「どうしたの?私の部屋に何かあるの?」
「…全然?強いて言うなら…アンタに用事があるんだけどね。」
段々低くなっていく声のトーンに恐怖を感じた。
背中が冷たい。
「…また、繰り返そ?あの時みたいにさ♪」
あぁ…
「いつの間にかどっかいなくなっちゃって…私がどれだけ探したか、分かる?」
また、あの時と同じ…
遊李はどこからか、カッターを取り出した。
光る
「1人だけ幸せになろうなんて…許さないんだから!!」
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AO猫(プロフ) - とうふさん» ありがとうございますウウウウウウウウ!頑張ります! (2018年7月27日 22時) (レス) id: 832ecba843 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ - 更新頑張ってくださいィィィィィィ! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 9eed70089e (このIDを非表示/違反報告)
水吹 彩咲(プロフ) - みかんパフェさん» ありがとうございます !! 。楽しみにして頂けて嬉しい限りです ! (*´∀`) 。更新頑張ります !! 。事情が事情でペースが凄くゆっくりで申し訳無いです .。 (2018年2月5日 18時) (レス) id: 4617db6ec7 (このIDを非表示/違反報告)
みかんパフェ - 面白いです!続き、楽しみしてますね!更新頑張って下さい!p(^_^)q (2018年2月5日 17時) (レス) id: afba8cd61d (このIDを非表示/違反報告)
AO猫(プロフ) - 花田さん» ああああありがとう!欠伸からの愛情・・・ありがたく受け取るっ!(( (2017年8月1日 21時) (レス) id: b2eca8006a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AO猫×莉音° | 作者ホームページ:
作成日時:2017年6月10日 22時