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ベットの上に2人で座っている
私の背後にそらるさんがいる形だ
そらるさんが拭きたいと言うので、濡れた髪の毛を丁寧にタオルで拭いてもらっている
｢そらるさん、何があったかを聞いてもいいですか｣
｢…………｣
なんにも答えてはくれないけど、髪の毛を触る手は止まらない
話したくないのだろうか
でも、96猫さんがツイートした方がいいと言っていたので許認するわけにもいかない
私もしないよりかは主張した方がいいと思う
女性側を信じる人もいるだろうけど、せめてファンたちの根拠の無い言いがかりが少しは軽減して見えるのではないだろうか
｢そらるさん……｣
｢どうせ信じないだろ｣
｢信じますよ｣
｢嘘だ｣
｢本当です｣
｢嘘｣
少しムッとなって振り返って、タオルを持つそらるさんの手を掴んだ
しっかりとそらるさんの目を見て本当です。っと言う
でもそらるさんは目を逸らして嘘だ。と言った
これは人間不信っと言うやつだろうか
｢私はそらるさんの味方ですよ｣
｢そらるっていうキャラクターに騙されてるだけだろ｣
｢違います｣
｢違くない｣
何を言っても否定される
まるでそういう機械と話をしている気分だ
｢私はそらるさんが、一ノ瀬さんが好きです。何があっても一緒にいます。｣
｢可哀想な俺のために慰めてくれてるんだろ？｣
｢私は一ノ瀬さんのこと好きですよ｣
｢俺もAが好きだ。A以外なにもいらないから。なんでもするし、なんでもあげるから、どこにも行かないで｣
今度は私の腕が掴まれた
ぎゅーっとものすごい力で、私の腕は見ると白んでいる
｢どこにも行きませんよ。一ノ瀬さんのことが好きですから｣
｢分からない｣
｢私の好きも信じられませんか｣
コクリと頭が縦に動いて、私は少しグラッときた
かなりショックだ
自分の好意こうも受け取ってくれないとは
｢でも別にいい。Aがそらる目当てでも、お金でもなんでも。そばに居てくれればそれでいい｣
｢私怒りますよ。｣
｢怒ってもいいから、居なくならないで｣
私はどうすればいいのか
好きと言っても受け取って貰えないのに、そばにいて欲しいなんて
もちろん。地の果てまで一緒にいるつもりだけれど、私が一緒にいる理由がそらるさんのネームだとかお金だとかそんなの風に思われるのはとてつもなく嫌だ
もちろん怒れる訳もなくて、ギリッと奥歯を噛み締めた
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うみ(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/pearl122636/ (2021年12月3日 0時) (
レス) id: 77005ad5b8 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» いえいえ、良かったです笑 (2020年10月28日 22時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 読めました！本当にありがとうございます！(遅くなってすみません…) (2020年10月28日 21時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» R表示でも無理なら……ウェブの方でURLを貼っていただく他ないようです泣すみません (2020年10月26日 20時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - あの、題名とURLどちらをコピペしても見れません…どうすればいいのでしょうか… (2020年10月26日 20時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2020年7月29日 16時
