過 保 護 の パパ 7【まふまふ】

番外編2 ページ50

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｢モノマネなんですけど……私志麻さんの声出せる気がしないです｣



｢声真似なんか……んん"っ！
ちょーだいちょーだいちょーだいちょーだいちょーだーい｣




｢！？｣


えぇーー！？えぇーー！


どっから声出てるの！？


さっきまでの志麻さんの声とは真反対すぎて、凄くびっくりだ




｢声優さんみたい｣




｢声マネはよくやってる｣




｢スペック高い……｣




なんだかんだ
歌い手さんってみんなこんなに高スペックなの？

他芸過ぎて、自分の一般人さに涙さえ出てくる



｢これならできるやろ｣



｢は、は、恥ずかしいです｣



｢やらんと出られんって｣



｢ですよね……ちょっ……んだぁう｣



む、無理だ。恥ずかしすぎる！
あんな可愛い声そもそも出せる気しないし、嫌でも志麻さんが私のためにわざわざレベルを合わせてくれたんだし

しなきゃ出られないし




｢はい！３２１…Ｑっ！｣




｢ちょーだいちょーだいちょーだいちょーだいちょーだーいー｣




｢ええやん！あんま似てないけど！｣




し、し、死にたい気分です。
もうメンタルバキバキ


頑張ったのに出来が悪いという残念すぎる結果だし




｢頑張ったやん。それが大事っ！｣



｢あ、あとは頼みました……｣




私はもう心のゲージが半分で、あとは志麻さんが声マネを駆使して私の真似をしてくれれば終わりだ



大丈夫。私に特徴がないから大変かもしれないけど、むしろ好きなこと言ってもらっても大丈夫なはずだ

普通のことであれば




｢パパ……大好きっ！｣




｢そんなこと言いませんっ！！！｣




心が壊死しました。


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リクエストで浦島坂田船でした

坂田船の部分はまた後日

そして、にわかが書いた文なのでほんとうに申し訳ない……

色々見て調べて頑張った全力です……ファンの方お許しをっ


2020.12.6 パール

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