D.Gray-man 本当の私2

第62夜　ミランダの… ページ17

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もう何を言ってもダメだ
ならどうにかしてロードの気を引いて、そのうちにリナリーを連れて逃げるのが得策


「な｢んだメス？何やってんだ〜？」


その声で思考から現実に引き戻される
見ればミランダがアレンを庇うように前に立っていた


｢は…はは……ホント何やってんの私」


ミランダは泣きながら、しかしアクマの目をしっかり見ていた


｢でも……でも……」


その目に宿る光は、自信への１歩


｢人間に何ができるんだよ〜！」


｢でも……」


───ｶﾁｯ


どこからかこの薄暗い空間に光がさす
何が光って……

振子時計


まさか！ミランダの時計が光るってる……
つまりはイノセンスが発動を開始している


(あら？なにかしら…？なにかの存在を感じる)


｢イノセンスが共鳴してる……」


次の瞬間アレンたちは時計に取り込まれてしまった

───ｶﾁｺﾁｶﾁｺﾁ

私の方からはイノセンスの中にいるアレンたちは確認できない

中で今何が起こっているのか
何が行われているのか


あれはミランダイノセンが発動してできたドーム
そう。“ミランダ”のイノセンス

提示されているもので拾えたの情報はこれだけ


｢何起こってるの………？」

第63夜　勝負→←第61夜　アレンばっか

• 金　運: ★☆☆☆☆
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