D.Gray-man 本当の私を探して見つけたものを大切に12

第24歩　Christmas ページ29

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エマ「ママ、パパ‼happybirthday！」


アレン「ありがとう」


リュカ「お誕生日おめでとう」


貴方「二人ともありがとう」


朝から幸せ雰囲気が溢れ出している家
いつもそうだが、今日は格別だ

今日はクリスマス
キリスト様の誕生日であり、誠に恐れ多いことながらアレンと私の誕生日でもある


朝から自慢の子供達の笑顔に癒されながら朝ごはんを食べる


エマ「どっかいきたーい！」


リュカ「エマは少しお淑やかさを学んだ方がいいと思う」


エマ「おしとやかぁー？何それ……？美味しいやつ？」


リュカ「違うよ！もっと静かに家で本読んだりとかさってこと！」


エマ「えーつまんなーい」


この後継を目にしてどうして微笑まずにはいられないだろう

ニヤニヤしまくりだ


アレン「まぁまぁ……リュカもたまには外で遊びに行こうよ」


貴方「2人はどこ行きたい？」


エマ「エマねー！海‼」


リュカ「はぁ……海はこんな時期に行くもんじゃないんだよ」


エマ「行くったら行く‼別に死んじゃうわけじゃないもん」


アレン「え……基準点そこ？」


リュカ「行っても冷たくて泳げないし、きっと露店もやってないよ」


貴方「そうね……海は暖かくなってからにしよ？」


エマ「えーー！む……」


すっかりエマはご機嫌ななめで、朝ごはんの卵をつついている
それをリュカが横目で睨んで入るものの、注意はしない


本当……リュカは大人というか……


アレン「他には行きたいとこない？エマ」


そしてなんと言っても、うちのアレンはエマにベタ惚れの親バカだ……


貴方「リュカもあるなら言っていいんだよ？」


エマ「エマねー遊園地」


リュカ「ルーヴル美術館」


うぐ……どちらもジャンルが真反対すぎてどうしたらいいのやら

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