episode62 ー恋バナー ページ21
ーA視点ー
「ねぇねぇ、Aちゃんはさ〜、好きな人とかいないの？」
それは、食堂にて聞かれたことだ。
あたしがチーズハンバーグを食べていた時に不意に聞かれた事だった。
「ｺﾞﾎｯ…！え？！え、な、いきなりなに…？！」
あまりにも突然の事だったので、少し噎せたが、すぐに平常心を取り戻し、聞き返す。
「え〜？だって、Aちゃんって影浦くんと仲良いって聞いてるからさ〜」
柚宇ちゃんは、そういった後 どうなの？ とでも言いたげな顔をしてあたしの顔を覗き込んでくる。
ほかの2人の顔も、柚宇ちゃんと似たような顔をしていた。
「ち！違うよ〜！カゲはそーゆーのじゃなくて… なんていうか、友達！そう、友達だから！」
「「「ほ〜？」」」
あたしは必死に否定するも、3人からは疑惑の目が向けられる。
「とか言って？もし影浦くんに彼女ができたらAちゃんはどう思うの？」
結花ちゃんが、ニヤニヤとした表情を浮かべたままあたしに尋ねてくる。
…カゲに彼女？
あたしは一瞬想像した。
カゲの横を、あたしじゃない他の誰かが隣を並んで歩いているところを。
「それは… ちょっとやだ…かも？」
なんだか言うのも照れくさくて、歯切れが悪くなってしまった。
「ならそれは 恋 よ！！」
倫ちゃんが興奮気味に言う。
「違うっ！本当に違うから〜！」
3人が更にあたしに尋ねてこようとした所で、休憩の終わりを知らせるチャイムが鳴った。
それぞれの教室に戻る前に、あたしは3人とLINEを交換した。
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ナカナカナ - とても面白かったです！頑張って下さい！ (2019年4月6日 20時) (
レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
21ひかゆづ(プロフ) - スノウさん» あああ… ご指摘、ありがとうございます。飛んでました。非公開のままにしてたっぽいです…本当にすみません！ (2019年3月15日 19時) (レス) id: 689bd3d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 初めまして。楽しく読ませて頂いてます。疑問なのですが、67と69の間が、話が飛んでる気がするのですが、気のせいでしょうか？話数が狂ってるだけならいいのですが。 (2019年3月15日 19時) (レス) id: 2d7621199e (このIDを非表示/違反報告)
21ひかゆづ(プロフ) - 爽薇さん» ああああ……そーなんですよ、そういう意味じゃないんですよｫｫｫ…← (2019年2月13日 12時) (レス) id: 689bd3d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
21ひかゆづ(プロフ) - 巻良さん» 私もちょーっとだけ書いててしんどくなります…←はい！今日でとりあえず落ち着きましたwまた更新頑張ります！ (2019年2月13日 12時) (レス) id: 689bd3d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：21ひかゆづ | 作成日時：2019年1月7日 22時
