episode47 〜犬飼澄晴〜 ページ3
ーA視点ー
トリオン体に換装した後、あたし達は転送され、「市街地A」に飛ばされた。
転送位置がユズルと地味に近かったおかげで、ユズルにサポートして貰いながら戦う事になった。
あたしは初戦、ということもあり、影浦隊のみんなから、『二宮匡貴には単独で突っ込むな。』と言われていた。
…言われてはいるのだけど、その二宮匡貴さんの顔がよくわからない。
とは思っていたが、結局言えないままランク戦が開始してしまった。
まぁでも、そんな近くにいることなんてないでしょ！と、楽観視していた。
それは油断と同じで。
「あれ〜？君、この前B級上がったばっかの子じゃなーい？」
突然、黒スーツを着た人に強襲された。
なんたる不覚。
「あ、俺は犬飼澄晴。Aちゃんと同じ18歳だよ〜 よろしくー」
とか台詞だけ見たら朗らかだが、彼は全然朗らかではなく、バンバン撃ってくる。
というか、何故歳と名前を知っているんだ？
と、多少の疑問は浮かんだけど、一先ずはこの人を倒さなければならない、と感じ、シールドで弾丸を防ぎながら、あたしもアステロイドで応戦する。
然し、この距離で打ち合っていたら、その内シールドを削られて、やられてしまうだろう。
さて、どうしたものか…
グルグルと頭の中で様々な考えを張り巡らせている時、ユズルの援護射撃があった。
断続重視のライトニング。
どうやらユズルは犬飼くんをあたしに落とさせようとしているらしい。
「A先輩。俺がサポートするから、犬飼先輩のこと落としちゃってよ」
ボーダー歴が上とは言え、歳下の後輩からそう言われては、犬飼くんを落とすしかない。
「任せて、ユズル！」
あたしは、ユズルの援護射撃に気を散らしている犬飼くんを完全に自分の射程に入れた。
episode48 ーユズルとの特訓ー→←episode46 ー影浦隊ー
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ナカナカナ - とても面白かったです！頑張って下さい！ (2019年4月6日 20時) (
レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
21ひかゆづ(プロフ) - スノウさん» あああ… ご指摘、ありがとうございます。飛んでました。非公開のままにしてたっぽいです…本当にすみません！ (2019年3月15日 19時) (レス) id: 689bd3d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 初めまして。楽しく読ませて頂いてます。疑問なのですが、67と69の間が、話が飛んでる気がするのですが、気のせいでしょうか？話数が狂ってるだけならいいのですが。 (2019年3月15日 19時) (レス) id: 2d7621199e (このIDを非表示/違反報告)
21ひかゆづ(プロフ) - 爽薇さん» ああああ……そーなんですよ、そういう意味じゃないんですよｫｫｫ…← (2019年2月13日 12時) (レス) id: 689bd3d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
21ひかゆづ(プロフ) - 巻良さん» 私もちょーっとだけ書いててしんどくなります…←はい！今日でとりあえず落ち着きましたwまた更新頑張ります！ (2019年2月13日 12時) (レス) id: 689bd3d6f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：21ひかゆづ | 作成日時：2019年1月7日 22時
