8.父 in 自宅 ページ10
キドさんと別れた後、10分位で家に着いた。
今日は母が暴れて無い。
……珍しいな、この時間帯は良く暴れてるのに。
そう思いながらドアを開ける。
ガチャッ
おかしい、明らかに静か過ぎる。
次にリビングのドアを開けた。
……そこに広がっていたのは“赤”、私の大嫌いな色。
そして、部屋の奥には、血塗れで倒れた母と…………父がいた。
貴「……何で、貴方がいるんですか?」
父「!何だAか((ニタァ ちょっとこっちへおいで」
貴「結構です。それより私の質問に答えて下さい」
私がいつもより少し低い声でそう言うと、父はキョトンとした顔をしたが、すぐに満面の笑みで喋り出した。
父「そうだった!いや〜、すっかり忘れてたよ。じゃあ、ソファーで話そうか」
そう言うと、父はソファーに座った。
私も、黙ってソファーに座る。
それを合図に、再び父が喋り出した。
父「まず理由は、お前を勧誘するためだ。俺みたいな犯罪者が集まったグループがあってな、そこにお前が入れば完璧なんだよ!」
貴「どういう意味ですか?」
ホントは、どういう意味か解ってる。
父「意味?そんなもの解ってるいるだろう。お前の“目”だよ!あの能力は素晴らしい……!」
やっぱり……。
父「そこで!その能力について、俺達で研究したいと思っている!」
そう言うと、父はソファーから立ち上がり倒れた母の方へ歩いて行く。
そして、母を抱えるとこう言った。
父「一週間後に返事を聞きに来る。その時に断れば、まぁ、どうなるか解っているだろう」
そして、そのまま家を出て行った。
一方私は、ただ呆然とソファーに座っていた。
また、また“昔みたいに”戻っちゃうの?
……嫌だ、嫌だ
貴「嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、!!!!」
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あの日が来るまで…………後一週間。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
父登場! この人は、凄く悪いです。
次から主人公ちゃんの過去編行きます!
多分だいぶシリアスです。
紅芭の最早呟きではない呟き part 1→←7.覚えてない in 路地裏 ~キドsaid~
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紅芭(プロフ) - マグロさん» ん?なんだい、マグロ君← (2014年1月13日 9時) (レス) id: 9cfc666cb5 (このIDを非表示/違反報告)
マグロ - 紅芭、おる? (2014年1月13日 9時) (レス) id: 9e8519e377 (このIDを非表示/違反報告)
紅芭(プロフ) - まぐろ御膳さん» 下の方に打つ所あると思うよ!まんべんなく見ればわかるはず……! (2013年9月28日 22時) (レス) id: 9cfc666cb5 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ御膳 - パスワードってどこでうてばいい? (2013年9月28日 21時) (レス) id: 2f458be240 (このIDを非表示/違反報告)
紅芭(プロフ) - まぐろ御膳さん» まず、上の作るを押す。まずIDを決めて、題名。それからはあっちの小説と同じ。パスワードも決めといて。他にもいろんなとこあるけど、とりあえずそこはいじらないでもいい。わかるかな?ww (2013年9月28日 21時) (レス) id: 9cfc666cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧村 紅芭 | 作成日時:2013年8月7日 12時